ふることふみにようこそ! 人目の訪問者です。参考文献、引用等は、水谷清 先生 著 古事記大講 です。
ふることふみ(古事記)
あめつち はじめ おこるのとき たかあまはら に なりませる かみの みなは あめのみなかぬしのかみ
さて のちに かへります ときに きび の こじま を うみたまふ 然後還坐之時 生吉備見嶋 またの なは たけひかたわけ といふ 亦名謂建日万別 つぎに あづきじま を うみたまふ またのなは おほぬでひめ といふ 次生小豆嶋 亦名謂大野手比賣 つぎに おほしま を うみたまふ またのなは おほたまるわけ といふ 次生大嶋 亦名謂大多麻流別 つぎに ひめしま を うみたまふ またのなは あめひとつね といふ 次生女嶋 亦名謂天一根 つぎに ちかのしま を うみたまふ またのなは あめのおしを といふ 次生知訶嶋 亦名謂天之忍男 つぎに ふたごのしま を うみたまふ またのなは あめふたや といふ 次生倆兒嶋 亦名 謂天倆屋 然後還坐之時 :カヘルとは中心柱の立つオノコロジマに還ることである。 またカヘルとは裏返ったり、跳ね返ったり、引っ繰り返ったりして、 天津金木の位量・順序・状態などが入れちがえになることである。 体系名 霊系名 基本となる中心核1・2・3・4が 吉備兒嶋 タケヒカタワケ 3・4・4・3 小豆嶋 オホヌデヒメ 2・1・1・2 大嶋 オホタマルワケ 2・4・1・3 女嶋 アメヒトツネ 4・3・2・1 知訶嶋 アメノオシラ 3・1・4・2 倆兒嶋(2) アメフタヤ 3・4・1・2 2・1・4・3に変化する。 計7嶋 四柱の中央基準相の組み合わせ総数は256種類あって、その中の代表的なものが上記の7つである。 26-1 天津金木の結合上の用語 〔2柱組の場合〕 (1)表面(上)を裏面(下)に隠すことを「ヒメ」という。 上の柱をヒメするのを「ウエヒメ」という。 下の柱をヒメするのを「シタヒメ」という。 (2)裏面を表面に出すことを「ヒコ」という。 (3)横に置いた天津金木を使用者から見て、向こうへ押し転がして、手前の横側面を表 面に出すことを「オス」という。上の柱をオスのを「ウエオシ」という。 下の柱をオスのを「シタオシ」という。 上柱もオシ、下柱もオシすれば、オシオシであるが、これを「オシヲ」という。 (4)天津金木をこちらへ引き転がして、向こうの側面を表面に出すことを「ヨル」「ヨ リ」という。上柱のコルのを「ウエヨリ」、下柱のコルのを「シタヨリ」という。 上柱もヨリ、下柱もヨリすれば、ヨリヨリであるが、これを「マル」という。 (5)下柱をオシ、上柱を2回文は3回コロがして、表面にすることを「オシコロ」とい う。反対に下柱をコロ、上柱をオスのを「コロオシ」という。 (6)下柱をヨリ、上柱をコロがすのを「ヨリコロ」という。 反対に下柱をコロがし、上柱をコルのを「コロヨリ」という。 (7)上柱をオシて、下柱をヨルのを、換言すれば2柱組の両内側を、割って表面に出す ことを「タケヒ」「タケウケ」「ダグリ」という。 (8)上柱をヨリし、下柱をオシすれば、換言すれば親指と人指し指でつまんで、グッと 内側へ表面を隠し込むようにすることを「オシヨリ」「ウヅメ」「ヌデヒメ」という。 (9)上桂もヒメ、下柱もヒメして、双方を同時にヒメすることを「オホゲツヒメ」とい う。 26-1一@ |
タケヒは竹を割るように真ん中から割って、上下の柱 の内側面を表面に出すこと。 カタワケは方々でタケヒしたものを持ち寄ること。 オホ(全部)ヌデヒメ(やわらかく秘める) 親指と人指し指で2柱をつまみ、その両表面を グッと内側に秘めること。 ヌデヒメはタケヒと反対。 オホ(全部)マル(上から下へこきおろす) 上から下ヘダラダラと4柱のそれぞれの上側面を表面に出すこと。 ヒメは全部の表面が裏へ秘められて、全部の裏面を表に出すこと。 地水火天と並んで天(1)が根(最下)にあるので アメヒトツネである。 強い力で最下から最上(天)まで順次に上へ上へと 押し上げることをアメノオシヲという。 上の2柱をタケヒ、下の2柱をヌデヒメして合わす。 アメフタヤは表面を二通りの方法で秘める。 フタゴノシマの一つである。 上の2柱をヌデヒメ、下の2柱をタケヒして合わす。 フタゴノシマの他の一つである。 |
雲状配列(方陣配列・十字配列・X字配列) |
11111211 1311 1411 2111 2211 2311 2411 3111 3211 3311 3411 4111 4211 4311 4411 1112 1212 1312 1412 2112 2212 2312 24I2 3112 3212 3312 3412 4112 4212 4312 4412 1113 1213 1313 1413 2113 2213 2313 2413 3113 3213 3313 3413 4113 4213 4313 4413 1114 1214 1314 1414 2114 2214 2314 2414 3114 3214 3314 3414 4114 4214 4314 4414 1121 1221 1321 1421 2121 2221 2321 2421 3121 3221 3321 3421 4121 4221 4321 4421 1122 1222 1322 1422 2122 2222 2322 2422 3122 3222 3322 3422 4122 4222 4322 4422 1123 1223 1323 1423 2123 2223 2323 2423 3123 3223 3323 3423 4123 4223 4323 4423 1124 1224 1324 1424 2124 2224 2324 2424 3124 3224 3324 3424 4124 4224 4324 4424 1131 1231 1331 1431 2131 2231 2331 2431 3131 3231 3331 3431 4131 4231 4331 4431 1132 1232 1332 1432 2132 2232 2332 2432 3132 3232 3332 3432 4132 42324 332 4432 1133 1233 1333 1433 2133 2233 2333 2433 3133 3233 3333 3433 4133 4233 4333 4433 1134 1234 1334 1434 2134 2234 2334 2434 3134 3234 3334 3434 4134 4234 4334 4434 1141 1241 1341 1441 2141 2241 2341 2441 3141 3241 3341 3441 4141 4241 4341 4441 1142 1242 1342 1442 2142 2242 2342 2442 3142 3242 3342 3442 4142 4242 4342 4442 1143 1243 1343 1443 2143 2243 2343 2443 3143 3243 3343 3443 4143 4243 4343 4443 1144 1244 1344 1444 2144 2244 2344 2444 3144 3244 3344 3444 4144 4244 4344 4444、 以上16*16=(組み合わせ総数 合計)256 重複順列 n個のものの中からr個とる順列で、重榎を許すもの。この童復順列の数を求めるには、 まず最初の1個のとり方がn通り、次の1個のとり方もn通り、・・・…で、これを r回続けるわけであるから、この順列の教はn である。重複順列では、異なるn個のも のから重複してr個とるとき、n<rであってもよい。重複順列の数のことを nΠrと 書く。Πはギリシャ文字πの大文字でP(順列・Permtation)に相当する。 nΠr =n である。 26-4 |
00.01.02.03.04.05.06.07.08.09.10.11.12.13.14.15.16
.17.18.1920.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.32.