ありがとうございますおはなし集で使ったHTML等は菊地さんのサイトで勉強しました。菊地さんありがとうございます

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以下(いか)のコラムは宗教(しゅうきょう)サイトではありません。古神道(こしんとう)研究(けんきゅう)ノ−トです。またその内容(ないよう)に責任(せきにん)を保持(ほじ)していません。さらに著作権(ちょさくけん)も行使(こうし)しません。どうぞ自由(じゆう)に使(つか)いまわしてください。できればちょっとアレンジしていい感(かん)じになったよというのをどんどん、是非(ぜひ)メールでお知(し)らせください。

ar85受け直して現実化 2000.9.5
質問者:
 ?
(注) テープが話の途中からの録音になっていて、質問の内容が不明ですが、あまりに面白い話なので、起こしました。その点をご了承ください。

 。。。。。まだまだ人の思いと神様の御心とのギャップはあると思うんです。今まで地球の文明は、物質文明と精神文明が栄えたぐらいで、これから霊的な文明が栄えて、神様の御心をこの世に物質化するまでにならなければいけない。今までは現実に与えてもらった物を使って色々してきました。霊的な文明というのは、自分が神様の立場に立って、そこから神様の御心を自分の力で現実化してゆく、本当の物質化現象を起こさなければいけないんです。過去の全部を捨ててでも、何もないゼロの状態でも、新しいものを空中からサッと現すような生き方・・・そういう生き方がこれから必要になってくる。空中から何でもサッと取り出してくるような生き方が、霊的に栄えた文明のホントの姿になるんです。 


質問者:
 私は、酒は飲む、タバコもすう、お金や物はねだる。神様の御心とのギャップは必要必然の現象なんでしょうが、いったい何なんでしょうかこのギャップは!!<場内爆笑>   

ありがとうございます:
 根本の原理というのはね、神様から何を受けるかが大事なんです。神様が与えようというのは「無限の無限のもの」なんです。ところが、肉体人間として生きて、どれだけのものを毎日神様から受け直しているかというと、ほとんど受けてないんです。言ってみれば、過去の残像をつかんで、それを失わないようにしっかり握っているような生き方なんです。だから、神様からの新しいプレゼントをほとんど受け損なっている状態です。過去の足跡ばかりを掴んで、自由な生き方を忘れて、つまらないものばかりを掴んで、本当に素晴らしいものを受け損なっているんです。
 
現実というのは、過去に何を掴んだかという、それも小さく掴んだものの残像なんですよ。それを現実に自分が掴んでるからといって、最高のものを掴んだわけではない。だからそこに最高の幸せを感じないんです。そこに湧き上るような無限の悦びというのはないんです。皆がこうだから自分がこの程度だったら満足しておこうか、皆と比較して自分のほうが上だから幸せかなという感じなんです。
 心の中から無限の悦びが湧いてこないと(湧いてくれば)、この世のものを全部捨ててでも、全部なくなっても、本当の悦びというものは消えないんですよ。もっと良いものを受けているんですよ、本当はね。
 神様の御心を、お祈りの力で心の奥でしっかり受けたら、それが現実化するんです、現実化して永遠に失わないものとして出てくるんです。それは、一瞬一瞬新たに現実化できるから永遠に続くんです。ところが過去の残像だと消えたらおしまいになります。新しいものを神様から受け損なうと、過去に受けたものは全部消えていくんです、だから、幸せも掴んでも逃げていく、幸せが消えていく人が多いんです。それは、神様からの新たな受け直しができていないか、忘れているかなんです。
 自分の心の奥から満足できるんだったら良いんです。でも最高のものを受けない限り、心の奥の自分は満足しないんです。心の奥は本当の幸せを知っているんです、神様から新たに新たに「無限の幸せ」を与え続けられているのを知っているんです。それが現実化してないのは、まだ自分の生き方が本物ではない・もっともっと本物の生き方があるんじゃないかと、心の奥からと問い掛けてくるんです。そして虚しくなってくるんです、その虚しさが消えないといけない、本当に悦びだけが湧き上がってくるような生き方にならないと、自分が納得しないんです。



質問者:
 瞬間瞬間新しい(すばらしい)ものを与えられ続けているというのは、お話を伺っていて分かったんですが、すばらしいものと触れ合っても、いつのまにかずれてしまうのはどうしてなんでしょうか。

ありがとうございます:
 どうしても執着があるんです。
いい物を与えてもらっても、「それをああ良いもんだ」と掴んだ瞬間執着なんです。それをいつまでも持っていたいと放さない。これが、新しい受け直しを忘れさせた根本原因なんです。お釈迦様は「執着が全ての迷いの根本原因である」「執着が一番よくない」というんです。
 過去を放すことが新しい受け直しを可能にしてくれます。神様の宇宙創造は、一瞬一瞬新たに創造し続けています、それも時間というものがないんです、無限億万分の一秒で新しい宇宙を創り続けているんです。人も同じなんです。新しい自分が常に作り続けられているんですけれど、魂の自分や肉体の自分は、新しい自分とくらべると過去の残像として小さい部分なんです、足跡のちっぽけなものなんです。
 過去を執着の心で生き続けてきた結果が、つまらないものが溜まり過ぎて、新しいものを受け損なう原因になっています。それを、業・想念・迷い・・・いろんな言葉で言われてるんですけど、ちょうど空の雲が太陽の輝きを遮るようなものなんです。地上から湧き上がった水蒸気が雲になって太陽の輝きをさえぎって暗くしてしまいます。本当は、太陽の光のように新たに新たに生まれてくる光として、輝いた自分があるんですが、地上から登る水蒸気が執着の雲をいっぱい作って、それ(光として輝いた自分)を現実化するのを邪魔しているんです。
 過去の執着さえ全部消してもらえたら、いつも青空に太陽が輝くように、本当の自分が悦びいっぱいに生きている姿が現実化するんです。ところがいったん過去を掴んでしまったらなかなか放せません、その過去の思い・執着をいかに早く消せるかというのが一番の問題なんですが、一人一人消し方が違うかもしれません。
 大病をするのは一つの大きな消し方なんです。ちょうど雨降って地かたまる、空に雨雲が漂ったら、土砂降りになって、雲が消えて晴れますよね。大病とか大怪我とか事業に失敗するとかそういうことが心の曇りを全部消してくれます。そうすると、本当の自分・本心の自分が太陽のように輝きだしてキラッと分かるんです。本当の自分は感謝の心の自分だとか、永遠に生きている本当の自分だとか、いろんな意味の自分が出てきますよね。そうすると、本当の自分は素晴らしいな・ありがたいなという感覚・悦びの心だけが湧き上がってくるようになるんです。
 神様が与えようとするのは、「新たな全徳の無限の輝き」という言葉で私は表現するんですが、全徳というのは全ての徳性の徳なんですけど、徳という字は行人偏に直の心と書きます。直心を行ずる。直というのは古神道では勅令(ちょくれい)の心といいますが、神様の根本の働きなんです。神様の働きを徳という言葉で表現できると思うんですが、神様の働きの全てこれが全徳です。神様の徳性は無限にあります、その徳性が無限に無限に輝いています。その全てを皆に一瞬一瞬与えてくれている。それを一人一人が受けきってほしい・・・これが神様の一番の願いだと思います。これは人間だけではないんです、鉱物も植物も動物も意識を与えられたもの全部平等なんです。意識を与えられているということは、意識の中心として神様から全部一瞬にして与えられる資格があります。それを受けてどれだけ現実化するか、人と生まれたら人として受けたものを現実化して素晴らしいものを表現するか、動物は動物なりにどれだけ神様の御心を受けて表現するか(が大切です)。
 宇宙の大神様が最高の表現をとった姿が天照大御神様・宇宙全体の最高のお姿。その天照大御神様が一瞬一瞬装いを新たにして最高の御姿を現し続けている、それを皆が一瞬一瞬新たに受けなおして、自分は天照大御神様と一体なんだ・自分は天照大御神様そのものだ・・・というところまで行ったら本物なんです。それでいて(それであっても)一瞬・受け直すことを忘れてしまえばどん底に落ちるんです。
 だから、自分が偉いとか偉くないじゃないんです。一瞬一瞬受け直すから素晴らしさを与えてもらうだけで、自分のものは何もないんです。ところが執着の心は、過去に自分がこういう良い足跡を残したと掴んでは喜んでいるんですけど、それは小さな自己満足でしかない。本当の幸せは無限に無限に大きいものなんです。

・・・・中略(録音が途切れています、ご了承ください。途切れている間に新たに質問が加えられたと思われますが、このまま継続します)

 ・・・・・本当の自分の生き方を忘れていた人が多かったと思うんです。物質文明・精神文明が栄えても、本当の自分を見失っている生き方なんです。まだまだ本当の幸せが雲に隠された状態だったと思います。でもこれからは違うんです。雲が晴れて本当の自分が太陽のように輝きだす時代です、本物をしっかり掴んで本物を表す時代です。
 現実にあるものが本物なんじゃないんですよ、心の奥にあるものが本当のものなんです。まず心の奥にある神様をしっかり捕らえて、受け入れた時に現実化していきます。それが本物の現実化です。でもそれは本物じゃないんです、現実化したものはあくまでも表現か模型なんです。だから現実には本物はないんです。本物は心の一番奥にあります。より本物に近づけて(模型としてでも)表現できたときに、本当の悦びがあるんです。神様が最高のものをつくて準備していても、それを神様だけがしたんじゃ小さいんです、それを人間一人一人が・意識ある全てにものがいろんな表現をとってくれると、悦びが大きくなるんです。大自然を絵に書いて色々表現してくれる人があってこそ、大自然のよさが浮かび上がってくるようなものです。絵に書く人があり・文章にする人があり、いろいろな人が無限にいて初めて、神様の最高の表現もさらに輝きます。このような多重構造的な大きな働きが神様の御心の中にあります、そのために(一人一人の)人の使命・生きる目的というものが大事になってきます。神様の御心をしっかりとキャッチして現実化するというのが、自分の人生の生きがいであり目的であり悦びでないといけない。



質問者:
 雲がかからず、輝き続ける具体的な方法を教えてください。

ありがとうございます:
 
昔からいろんな宗教が悟りや教えを示しているんですが難しいですね。一番やさしい方法が「ありがとうございます」と唱える事なんです。
 心でしっかり唱えていると、天照大御神様が直々に大きい力を振るって、心の曇りを消しながら、さらに、輝きを大きく降ろしてくださるんです。ふしぎな言葉なんです「ありがとうございます」という言葉はね。今まであったと思うんですけど本当の意味がわからずに使い切れなかったんです。でも、今の時期を準備して神様は待っていてくださったと思うんですよ。「ありがとうございます」という言葉を作って残してね、目の前に出してくださったんです。それに気付く時期がやってきたんだと思います。



質問者:
 神の御心を現象化するというのは、自分で考えろ、ありがとうございますを通して気付きなさいと、そういうことですか。

ありがとうございます:
 
そうです。「ありがとうございます」と唱えているうちに奥からひらめいてくるんです、自然にそれ(奥からのひらめき)を現実化する力も添えられてくるんです。「ありがとうございます」を回数多く唱えているうちにその意味も深みもよく分かってきます。
 私も「ありがとうございます」を唱え始めたときは、一日五万回くらい唱えて何ヶ月かたつと不思議な事がいっぱい起こるんです。現実的には不思議な事・奇跡がいっぱい起こるんです、ところが、まだまだ深い意味はわからない。−−−唱え始めたのはいつからですか(質問者)ーーー本格的に唱え始めたのは二十歳ぐらいからです。それまでもほかの祈り言葉や感謝行はやっていましたが、命がけで始めたのは二十歳ぐらいですね。不思議な事がいっぱい起こるんです、でも、現実にそういうことが起こったて、本当の心の安らぎとか深みとかはまだなかったです、まだ心が表面に囚われているんですね。回数をドンドン積み重ねているうちに「ありがとうございます」の本当の意味が、天照大御神様と一体なんだという意味がだんだん感じられてきました。すごい事だなと思うようになりました。一億回ぐらい唱えるつもりで唱えていると本当に分かってくると思います。チョッと長いですけど。

(注)一時間に四千回・十二時間で五万回(私の場合)   命がけでやらない(私の)場合でも、仕事の合間・仕事の作業中・通勤時間・その他に気付いた時に唱えれば、一日ニ万回は可能です。十四年で一億回になる計算です。ボンクラと神の御心とのギャップが十四年と考えれば納得がいきます。



質問者:
 神様は、人間に反省を促したにもかかわらず、反省しなかったがために、神様が大掃除を近いうちにすると数人の人が言っていますが、どうなんでしょうか。

ありがとうございます:
 神様のほうは、無限に無限に輝いた最高のものを与え続けているんです、これは宇宙の大神様の愛の心だと思います。ところが、過去のつまらぬものを掴んで、それを放せずに苦しんでいる人がマイナスを感じて大変な目を味わっているんですけど、それを神様がそれを強制的に消し去ろうとすれば簡単なんですね、いとも簡単に全部サッと消し去って幸せな状態にできるんです。ところが、神様は自由を一番大切に感じています、
自由を奪えば皆は奴隷なんです操り人形です、神様にはそれが一番嫌な事なんです。神様が自由の本体である限り、一人一人自由自在に最高の幸せを味わってほしいのです。だから時間をかけてズーと待ち続けて、(・・)の救済の神様をいっぱい送り込んで、さらに援助して待ち続けているんです。だから、ばち当てたいとか悪い事をしたからどうだこうだと言う事はないんです、本当の自分に早く気付いて本等に幸せを味わってほしいというのが神様の願いなので、そのための方便は色々とってくださります。それも苦しみ少なく本当の自分の自覚が深まるように、最高の幸せが味わえ続けられるようにというのが神様の願いです。
 強制的に力を振るうのだったら何でもできるんです。地球が滅ぶとか、大変な事が起こると言っても、その予言どうりには絶対にならないですね。必ず、軽く軽くすむんです。その辺の事は高級な神様が強制力を使うんです。軽く済むように、苦しみ少なく早く気付くようにという表現(方便)を使ってくださいます。
 予言はいろいろな段階がありますが、言うほど当たらなくなるんです。高いほうの予言は必ず実現してゆくんですが、それは完成に向かって必ずよくなると言う予言ですよね。悪い事が起こると言うのは低いほうの予言なのでそれは修正されてゆきますね。良い方によい方に修正されて行きますので心配は要りません。

「無限の無限の幸せ」が「ユニティ」かもね!

(注)  質問の内容がどうしても聞き取れません、皆さん想像してください。

ありがとうございます:
 宇宙の大神様が御一身存在するだけですけど、その分身としてそれぞれ意識の中心として与えられ、それを受けて、神様の御心を現すために生きているわけですよね、生かされているんですよね。だから一人一人が神様である事は確かなんです。ただ、宇宙の大神様と一体かというと小さいですね、無限の中心を持った人がいて、それを全部自分の中に取り込んだら同じになるんですけど、なかなかそこまで行かないですよね。自分なりには無限の幸せを味わっても、皆の無限の幸せをも同時に味わうまでにはなかなかね、そこまで意識を高めようと思うと大変なんですよね。
 自分の無限の幸せを・皆が持っている無限の幸せを全部ひっくるめて、自分の幸せにしたときに「無限の無限の幸せ」 になります。その幸せ(無限の無限の幸せ)を神様は与え続けてくださっています。それを感じ取るのが「ありがとうございます」と唱え続ける事によって可能になってくるんです。



質問者:
 (注)録音が途中からになっていますが、捨てがたく素晴らしい話です。

ありがとうございます:
 。。。。。。。
本当の自分は、一瞬一瞬に天照大御神様の全部を受け直して、無限に無限に輝いている自分なんです。そんな自分から見たら過去の残像・足跡なんか取るに足らないですね。だから本当の悟りというのは、過去を放し捨てる事なんですね。新たに新たに生まれ変わった自分になる事なんです。過去に(色々)積み重ねたから「悟り」ではないんです、過去を全部捨てて捨てて捨て切って、放して放して放し切って初めて「悟っている自分」に戻るんです。
 最初から悟っている自分・無限に無限に最初から輝いている自分があるんです。その自分に戻ればいいだけなんです。いかに過去の残像を掴むのをやめるか、ただそれだけなんです。その方法が「ありがとうございます」と唱えることで、唱えていると、余計な思いもないし、心常に洗い清められていくので自然に「放せて」行くところが良いんですね。



質問者:
 経験に学ぶと言います。経験によって学び成長していくと思うんですが、その経験も手放し・必要ないことなんですか。

ありがとうございます:
 本当はね、そうなんです。本当の自分から見ると知恵が湧けばいいだけなんです。神様からの無限の知恵が湧いてきたら、過去に何の経験体験がなくっても新しい事が全部解かるんです。どんな発明発見もそうなんですよ、過去の積み重ねじゃないんです、新しいものの閃きなんです。知恵が湧くようになれば過去は必要なくなります。知恵の湧かない間は過去の良いものを組み合わせて何かを作ろうというところがあるんですよね。
 でも捨てたほうが知恵は湧きやすいです。だから、本当のアイデアというのはボーっとしているときに湧きますね。



質問者:
 時間というものは何ですか。

ありがとうございます:
 時間の捉え方も、過去の残像としての時間の捉え方と、いま神様が新しく創造された時間の捉え方とチョッと違うんですね。天地の初めは常に今を初めとする理(ことわり)あり、という日本の言葉が昔からありますよね。今の一瞬が宇宙の始まりであり宇宙の終わりであり完成なんです。一瞬一瞬がそうなんです。地球が何億年前に生まれたというのは、残像としての捉え方の感覚です、歴史的な考え方と言うのはね。
 神様の、一瞬に新たに現れる時間の感覚というのは、今というのが中心にあって、無限の過去と永遠の未来とを同時にもっている今という時間なんです。花が一輪咲いたという姿を目の前に出たときには、花の先祖が全部あるんです。子孫も全部あるんです。その全部をバックにしながら一輪の花が美しく咲いているという、そういう現れ方をするんです。一瞬一瞬が宇宙の始めと終わりを持った完成された表現が、一瞬一瞬新たにとられています。

命 が け

 (注)質問の内容が録音されていませんが、必要なところはチャンと録音されているんですね。

ありがとうございます:
 
真剣さというのはね、命がけということです、今の命と引き換えに神様から新しいものを頂くというのが、命がけなんです。いま自分の掴んでいる全部を捨てないと・放さないと、新しい最高の自分を受け損ないます。神様は(全てに平等に)与え続けるだけで、人間はそれを受けるのが役目なんですけど、受けるためには古いものを放さなければいけない。それも、全体に対して与え尽くして放すんです、そして新たに受け直して、それを繰り返し繰り返し、呼吸と同じようにね、吐いては吸い吐いては吸いしている内に、神様との一体感が深まります。
 「ありがとうございます」というのは放すのと受けるのが同時にできている言葉なんです。




質問者:
 過去の経験や知識を捨てきれないというのは、「ありがとうございます」を唱えてみても新しいものを受けるキャパがないんでしょうか。

ありがとうございます:
 掴みすぎて放せてない、古いものを掴んで放してないから新しいものがまだ充分に入ってこれない。それ(過去)を、神様からの預かり物・神様のものなんだというふうに、「神様」という言葉を使うと執着の心が消されます、軽くなって楽になって新しい受け直しができるんです。神様に心を向けることが大事なんです。「神様」とか「ありがとうございます」という言葉を使うと「掴み」が消されるので楽になるんです。



質問者:
 途中からの録音になっています、質問の内容は不明です

ありがとうございます:
 。。。。。神様は人間を必要としてくださっている。神様の与えてくださる最高のものを全部受けて、それを現実化する・表現してほしい、それが神様の大きな幸せに繋がっています。神様が本当の悦びを味わうというのは、一人一人全部が最高の幸せを味わったときにできるのです。だから、真剣に生き続けてほしいんです。最高の幸せをいつも味わってほしいのです。そのために必要なものは神様は無限に無限に与え続けてくださっています。
 ところが、人間のほうが受け方が下手というのか、受け損なって悦びを味わっていない。それは、真剣さが足りないんです。命がけになって、全てを捨てて全てを受け直す、そこまでいかないと、神様の与えてくださるものを受け損なうんです。神様の与えてくださるものが、あまりにも大き過ぎるんですね。



質問者:
 神様の思いを伝達する方法はないんですか。

ありがとうございます:
 「ありがとうございます」という命綱・祈り言葉によって、かろうじて神様の方から繋いでもらうんですね。「ありがとうございます」という言葉を使わなかったら、人間だけの力ではだめなんです。天に昇るわけにもいかないし、神様と一体化することもできないし。神様の方から命綱でくくりつけて引っ張り揚げてもらう、そういうやり方でないと神様と一体化することはできません。
 命綱である「ありがとうございます」というのもね、神様の方から唱えさせてくださっているんです。というか、神様が降りてきて唱えてくださっているんです。自分が唱えてはいないんです。神様の方から唱えてくださっているのを、自分が唱えているように思うんですけど、命綱をしっかりくくりつけて引っ張り戻してくださるんです。それが「ありがとうございます」という祈りなんです。
 ・・・・・・・・(注)途中がぬけています・・・・・・
 自分の努力じゃないんです、時期がきて、神様に助け起こしてもらって、ああ、ありがたいなと唱えるのが「ありがとうございます」なんです。何回唱えたかというのは自分の努力ではなく、それだけ回数多く助けに降りてきてくださったという確認なんです。これでもかこれでもかと一億回以上も助けに降りてきてくださったのです<場内最高の笑いに包まれる>。そこまで神様の愛は大きく深いんですね。
 私は、二十歳のころから命がけでお祈りしはじめました。自分の命をまず神様に全部捧げたんです。全部ね、もう何もかもね、何もいりませんという形で。全て神様に捧げ尽くしてそれが可能になってきたんです。そしたら神様の方から、それだったら面倒見て助けてあげようというわけですよね。それでお祈りがさせてもらえるようになったと思うんです。
 だから、いったんは自分の全部を神様にお返しする決意が大事だと思います。・・・・・・・(注)途中がぬけています・・・・・・・全部お返ししたら無くなって損するんじゃないか、逆なんです。

あの世 と この世

 サイババ先生は、「川で洗濯をしていて、喉を乾かしている洗濯屋のようだ」と言われていますが、そのように、幸せになるためのものは全て用意されている事に気が付けば良いだけなんですよね。

ありがとうございます:
 そうですね。気付けば良いだけなんです、無限に全ては備えられているんです。ところが一つの事に囚われたら、ほかの事を忘れて気付かなくなる。お金儲け、お金儲けといったら、大自然のこの景色も、空の星も気付かないですね。ひとつのことに心が向くと、それに縛られてしまうんですね、だから、何も思わない・願わない・自然体になると、全体が見えだすんです。
 


質問者:
 私の母は84歳で、現在入院治療中です。そろそろ寿命かなと思うんですが、治療のおかげで命をながらえています。こういう状況の中で寿命というのが解らなくなりました。寿命とは何ですか。

ありがとうございます:
 寿命はあらかじめ決まっています。第一・第二・第三くらいに分かれて定められています。寿命が尽きる時というのは魂が肉体を抜けたときです。肉体が延命治療を受けて生きてても、魂が抜けたら死んでるんです。
 魂が抜けたら肉体は、魂の自分としてはもういらない。ただ、それ(肉体)にチョッと癖が残っていて、生きているふりを残像としてとっています。でもどこか違うんです、魂があったらしっかりとした意識があってまともなんです、魂が抜けるとチョッとおかしいですね。見る人が見ればわかるんです。
 肉体的に痛みや苦しみを味わうとかわいそうと思うことがありますが、魂の側から見ると、逆なんです、この世で痛みや苦しみを味わっておくほうが、いろんなマイナスの思いを全部消してもらっているので、あの世へいったら楽になるんです。
晩年病気で苦しんで、苦しみ続けているほうが魂のその人にとったら、あの世にいったら良いところへ楽なところにあがるんです。それを、痛みをとるために楽にしてあげると、消すべきものが消されずに思いを背負って向こうへ行ってしまうので、それが本当に良いかどうかは別ですね。あの世でかえって苦しませる結果になるのかもしれないですね。だから、励まして励まして、痛み苦しみを耐えさせてあげるほうが本当の幸せを早く掴むと思います。
 
・・・・途中が抜けています・・・・・

・・・・・
・痛みを味わう事も大事なんです。必要なかったら病気にもならないし痛みも与えてくれないんです。死への勉強も必要ないんだったら神様は楽なほうを選ばせてくださるんです。



質問者:
 あの世で苦しむとはどういうことなんですか、例えば、地獄があるとか・・・・

ありがとうございます:
 あの世とこの世の違いは、この世は思ったことが実現するのに時間のずれがあり、あの世は思ったことが瞬間すぐに実現します。マイナスの思いを出すとマイナスの姿がすぐに実現します。ある意味で怖いですね、プラスでいいことだけを思える人はすぐ実現して楽になります。コーヒーを飲みたいと思えばすぐに空中から出てきます。いい思いができる人はそうなんです、ところがマイナスの悪い思いを出す人は、すぐにそれが実現してくるから反省の時間も何も無い。こん畜生と思ったら・人を殺している。瞬間に殺している。そうすると、改めて何か良い事しようと思ってもなかなかできませんね。次から次へと悪い事をし続けてしまいます。それだと困るので、この世という勉強の場が与えられているんです。寿命を限って、この時間だけこの世で勉強してきなさい・心の勉強なんです。いいことプラスのことを思う勉強なんです。マイナスを心から放して、プラスのいいことだけをを思う練習を積み重ねると、あの世でいい世界で自由に生きられるんです。その一番良いのが「ありがとうございます」という祈りの習慣をつけることなんです。「ありがとうございます」を唱えたら、地獄に落ちていても瞬間にいいところへ上がってしまう、それだけの力があるんです。


質問者:
 プラスに考えなくちゃと思うんですが、もうここにこだわりがあるんです。こんな時どうしたらいいでしょうか。

ありがとうございます:
 マイナスを相手にせずに、プラスの事だけを心に思うというのが良いんです。自分がプラスに思えることから先に、明るくプラスに思えることに心を向け続けて、プラス思考の心を作ることが大事なんです。

ありがとうございますおはなし集で使ったHTML等は菊地さんのサイトで勉強しました。菊地さんありがとうございます

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35.36.37.38.39.40.41.42.43.44.45.46.47.48.49.50.
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