ありがとう-おはなし集で使ったHTML等は菊地さんのサイトで勉強しました。菊地さんありがとうございます

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以下(いか)のコラムは宗教(しゅうきょう)サイトではありません。古神道(こしんとう)研究(けんきゅう)ノ−トです。
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ar35ありがとう村に来て感じた事 2002.05.05.04
司会者:
 今日はお二人のお医者さんをゲストとしてお迎えしています。先ほどの時間は真弓定夫先生に「食と健康」というテーマで講演して頂きました。これからは真弓定夫先生と今日特別ゲストとしてお呼びした大阪の方で産婦人科医をしてる昇幹夫先生の2人とありがとうおじさんとの対談の形で進めたいと思います。今日は5月5日の子供の日です。日本の将来に対して何か警鐘みたいなものをお聞きしたいと思っております。最初にご紹介します。左側から昇幹夫先生、真弓定夫先生、それからありがとう赤ちゃんです。真弓先生は今日初めてありがとうおじさんにお会いしました。以前からテープでは知っていたと思うのですが、おじさんにお会いしてどのような印象を持たれましたか?

真弓先生:
 おおらかで赤ちゃんと仰られましたけど、赤ちゃんの素晴らしさをそのまま持ったまま(ありがとうございます)おおらかさ無限大ですよね、そういう印象を凄く受けました。先ほども話したのですが、もしもっと医者がたくさん聞いて下さったら日本の医療ももうちょっと良くなるんじゃないかと思います。今日私ども2人以外にお医者さんがいらっしゃるでしょうか?歯医者さん?栄養師さん?保健婦さん?助産婦さん?残念です。そういう方達を集めて何か出来ないでしょうか?そういう意図的な企画をお好みにならないのかも知れませんが‥‥。もっともっと医療関係者に聞いて頂きたいと思ったのが1番の印象です。

司会者:
 この中には今日初めての方もいらっしゃいますが、半分以上の方は何回もこちらに通われています。本物の生き方をしたいという方、つまり今まで余りにも受身のマスコミに踊らされる生き方を止めようとしてる方達だと思います。

真弓先生:
 逆にこちらが感じるのは医療従事者の方に本物の生き方を教え様と思っている人がいかに少ないか、それが非常に悲しく思います。

司会者:
 真弓先生の講演から本当の事が知らされていない。本当の事を知った上で世の中を社会を変革して行く事が必要だと思います。ここに通っていらっしゃる方達はありがとうおじさんを通じて宇宙の心理を学んで本当の意味での21世紀、私達が幸せになれる世の中を作って行きたい方々なんです。これから日本が或いはもっと言えば世界がもっと言えば地球全体が良くなる為に、どういう事から変えて行けるのか、それぞれの立場からお話し頂けたらと思います。先ず真弓先生の方からお願いします。

真弓先生:
 やはり基本は自分で考える力を付ける。マインドコントロールされない様にする。要するに本物を見つめる事です。さっきもチラッと言いましたけど全体的に捉える。長期的に捉える。本質的な見方をして行く。それを次の世代にしっかりと伝えて行く事ではないかと思います。それは昭和10年代までは伝わっていたんです。先ほどお話し、した様に米軍や日本政府や企業の意図的な情報操作によって伝わらなくなって仕舞った。それをこんな素晴らしい機会がある訳ですから、皆さん方に1人でも2人でも伝えて行って貰いたい、それが輪を広げて行く事に繋がると思います。焦ってやろうとしても無理ですから、コツコツ、コツコツと積み重ねて行く。「継続は力なり」確信を持って進めて行く事が大事だと思います。

 プレゼント
司会者:
 昇先生の方から何か一言お願いします。

昇先生:
 一言で済まない様な気がします。全国で年間160回ぐらい喋っています。ガン患者さん達と登山をやったり、モンブランに行ったりしています。要するに我々は今まで病気の事を一杯やって来たけど逆にガン患者の方々から随分生きてる実感がある生き方、人生は長さじゃなくてやっぱり質なのかな?生きてる実感のある生き方、それの方が遥かに大事なんじゃないかなと一杯教わって「ガンがあったって良いじゃない」と考える様になりました。真面目でなくて不真面目でもなくて、もう1つ非真面目と言う様な考え方なんです。これだけ医学が進んだと言っても毎年毎年ガンで亡くなる人、1年間で1万人居ます。3人に1人がガンで亡くなって居ます。それくらい有りふれた風邪引くと同じような病気になりました。ハッキリ言いますが今日ここに70名程いらっしゃいますが、3分の1ぐらいはみんなガンです。6分の1が心臓病。6分の1が脳卒中。その3つの病気で3人の内2人が亡くなるのが今の日本の現状です。でもガンもそう悪くないです。心臓病・脳卒中、心臓病は突然心筋梗塞、言いたい事も言えずハイ終わり。脳卒中は助かったとしても半身不随。それと比べるとガンは先ず友達・家族・みんなが同情してくれます。残された時間もそこそこある。そう悪くないと思います。ガンも嫌ですか?心臓病も嫌・脳卒中も嫌・あれも嫌これも嫌、あなた何で死ぬつもりですか?どれか1つ選んで貰わないといけないのです。次残っているのは交通事故・自殺これが日本人の5大死因で何と10人の内7人、7割がこれなんです。ガンという病名どうも音の響きが悪いと思いませんか?ガンと言う病気じゃなくてポンとか何とか、「あの人何で死んだ?」「ポンで死んだ」あんまり悪い気がしません。
 ガンの患者さんには自分には時間がないという思いが凄くありますから嫌なら嫌とハッキリ言います。残された時間が後わずかと分かった時、皆さんのそのわずかな大事な自分の時間どうやって過しますか?ちょっと考えて見て下さい。この世の中で生きて行くうえで何が1番大事ですか?色々あると思います。やっぱり人間関係と思いませんか?じゃ残されたわずかな大事な自分の時間、自分の周りに居る人とどうやって過して行ったら良いのか、こんなふうに考えたら答えが物凄く簡単に出ます。自分の周りに居る人2つに別けるのです。どんなふうに別けるか体に良い人と体に悪い人に別けるのです。体に悪い人は一緒に居て疲れる人。体に良い人は一緒に居て元気が出る人。残された時間が後わずかと分かった時に体に悪い人と無理して付き合いたいと思いますか?嫌です。出来るだけ体に良い人と楽しい思いで一杯で「じゃあね」これしかないと思います。最近結構グルメが流行っています。このレストラン3つ星・このシェフはフランスで修行、そんな事を言ってる人はグルメと言ってもズッと下のランク。味は何で決まると思います。誰と飲むか誰と食べるかだと思います。どんなに美味しい新潟の米を持って来ても相手が悪かったら美味しくないです。
 英語でプレゼントという言葉があります。その意味1番目が贈り物、もう1つは今現在という意味。すなわち神様は全ての人に今現在生きてるという時間をプレゼントしている。そういうふうにも解釈出来ます。親鸞上人が「明日ありと 思う心の あだざくら 夜半(よわ)に嵐の 吹かぬものか」(注1)皆その生きてる今という時間を貰っている。だから今を精一杯生きる事が大事なんです。今生きるので精一杯という意味とは違います。こんなふうに考えてみると良いと思います。とっても良いヒントがあると思います。そこにあなたの口座があって毎朝向こうから8万6千4百円振り込んで来ます。当然それを使ってあなたは好きな事が出来ます。でも夕方1万円残って次の日に持ち越そうと思っても出来ません。ゼロになります。でも次の日の朝になるとまた8万6千4百円振り込んで来ます。良い銀行です。8万6千4百という数字何だと思いますか?1日24時間を秒に直すと8万6千4百秒になります。みんな貰っています。でも1人1人重さが違います。例えば1年大学受験に失敗した。そういう人にとって1年の重さ分かります。1ヶ月、早産未熟児で9ヶ月で赤ちゃん産んだお母さん最後の1ヶ月がどんなに大事だったか。1分の差で新幹線に乗り遅れた。1秒の差で事故に遭わずに済んだ。0.1秒の差で金メダル取り損ねた。重さが違います。それがプレゼントです。
 それをハッキリ教えて貰ったのがガン患者さん達です。一緒にモンブランの見える所まで今から5年前に行ったんです。ことの発端はさかのぼる事10年前、昭和62年7人の団体でモンブランに行きました。世界中がビックリしてこれを報道して応援してくれました。10人の山岳警備隊が付きました。その結果3人は4千8百7メートル、富士山より千メートル以上高い所まで行けた。他の4人も近い所まで行ってみんな無事に帰って来て10年。まだまだ後に続く挑戦者がいます。今回15名最高齢なんと84歳83歳、そういうガン患者さん7名とそれから家族入れて全部で41名でガン患者さんの生きがい療法を始めました。岡山のI先生と私で。今回の目的はあの時お世話になった山岳警備隊の方々をお呼びしてパーティーを開いてお礼を言いたい。もう1つあんな高い所へは行けんけど2千メートルぐらいなら日本と同じだからゆっくり歩きながらどんな思いで登ったのか追体験しよう。その2つの目的で行きました。1997年8月23日シャムニーの町でパーティーを開いて10人の山岳警備隊を招待しました。何と3人この世の人ではありません。亡くなっていました。あの時参加した7人のガン患者さん10年経って亡くなったのは2人、向こうが余計に亡くなっていました。誰だって死なないつもりで生きてる訳で、年だからガンだから先に行く訳ではない。新聞を見てたら60代70代80代90代満遍なく死にます。歳の順は関係ありません。という事は50過ぎたら自分のお役目が終わって何時でもお迎えが来ます。それだけの事です。皆さん方まだこうして元気に生きてるという事はいまだに修行が足らないという事です。
 今回参加した84歳のおばあちゃんが「あたし年だしガンだし、そんな所生きたくもない」閉じ篭った暗い老人でした。息子の嫁さん看護婦さんで生きがい療法にとっても関心を持って、おばあちゃんをモンブランへ1週間拉致監禁コースへ連れて行きました。でも良い天気が1週間続きました。おばあちゃんモンブランの見える展望台で手を合わせて「南無阿彌陀仏」「何時死んでもええ」と訳の分からん事を言い出しました。日本に帰って来てガラっと変わりました。あれだけ人にも会わん何所にも行かん人があっちこっち行く様になりました。それから3年後87歳、今度は日米合同2000年富士登山をやりました。ガン患者220名アメリカから80名、40名乳がん、ボランティア300名、全部で500人を越えました。87歳のおばあちゃん2400メートルの登山口まで見送りに来ました。あのおばあちゃん全く死にそうにありませんでした。「私元気だったらこんなモンブランや富士山に来ません。ガンになったお陰でこんな人達と知り合いになってモンブランに行って私の人生変わった。ガンになったお陰じゃ」と言っていました。だから「ガンもそう悪くないよ」というのはそういう意味です。「病気になったら病気を治すな己を治せ」という言葉があります。あなたそんな生活してて良いのですか?もう1回考え直したらどう?それを教えてくれたメッセージでした。どんな運命も意味があります。病気・ガン何にもそれは悪い物じゃないと仰いました。それを私なりの言葉で言うと結局そうなります。そういう事を一杯教わりました。
 私は婦人科ですから婦人科の方の診療半分は不妊症です。みんな親になれる訳ではない、子供が生まれて初めて親にして貰える。孫が生まれて初めておじいちゃん・おばあちゃんにして貰える。昔出来ない理由を全部女性のせいにされた。今出来ない理由男性が悪いケースが物凄く増えています。今から4年前に日本不妊学会という大阪の不妊専門の先生が確かに男性の精子が減っているという事で、じゃわざわざこっちが金出して1人7千円づつ払って精子を調べました。60人平均年齢21歳まともが60人のうち何人だと思いますか?たった2人です。どんな生活をしてるのか片っ端から調べました。8割がハンバーガー・カップラーメン常食です。偶には構いません。でも今から30年前の1971年の銀座に1号店を開いた(ハンバーガー)。3700店を開きました。当時は月に1回ご馳走でした。今1日2回食べても平気な世代です。ダイオキシン・アブラントキン・ハンバーグの45%は脂肪です。蓄積されたら何所に行きます?1番弱い所に行きます。頭です。不妊で男が悪いか女が悪いか分かりません。男も悪いと分かった時にこの女性3年も5年も一緒に居ますか?今の若い子は「じゃあね」で別れます。今は本当に「男三界に家なし」(注2)こんな男に誰がした?親がわざわざ連れて行ったんじゃありませんか?最初から狙ったのは10代の女の子、今体外受精で産まれてる子供の数を知っていますか?1年間に1万人100人に1人は体外受精。体外受精の7割は男性が悪いです。体外受精は保険が利きません。1回50万から70万。確立は2割です。300万から500万かけて親にして貰えるんです。これが現実です。
 食べた物によって体が作られるんです。人を良くすると書いて食ですから。とっても大事な人間の3大本能の1つです。3大本能は食欲・性欲・海水欲、暑くなったら泳ぎたくなります。「癌」は口を3つも書いて山ほど食ったという字です。そういう病気になって手術して貰って、病院の先生に退院する時に再発しない為に何食べたら良いのか聞いてみて下さい。「全部取ったから何食っても良いよ」としか言わないのです。元の環境に戻せば当然その環境が作った訳ですから再発するのは当たり前です。来年(?)の4月の19・20日に東京の町田という所のNTT東日本の研修センターでKさんが仕切って1100人集会を開きました。ガンが治った人が100人・治したい人1000名集めました。治った人100名全部壇上に上げて、ここまで末期だったのにここまで良くなった。みんなに喋って貰いました。やり方みんな色々です。それで治したい人ワーッと見ています。1泊2日でそれぞれ50人単位ぐらいに別れてバアーっとまた話を聞きます。治った人達みんなが共通していう事は「ガンになって治った今の方がガンになる前よりも、もっと豊かで良い人生になった」。Kさん自信が10年前にガンになった。NHKのディレクターだったから治った人が居ないか調べて教育TVで1993年に「人はなぜ治るのか?」という番組を作りました。今でも2千円で貸し出してくれます。その中に明らかに末期・かなりひどいところまで行ったのに綺麗に消えた例は万に1つよりも遥かに多い500人に1人ぐらいです。そこは心の問題がかなり大きいです。そういう意味でもう1辺、根本的に医療は治る事と治す事と病気を考え直す時期に来てると思います。ちょっと長くなりました。
元気で長生き研究所 ♪ 昇幹夫http://homepage2.nifty.com/smilenobori/index.htm

(注1)親鸞上人が9歳の時、得度のために訪れた寺で「今日は、遅いから明日にしよう」といわれて上人が詠んだ歌。今日のことは今日のうちにすませましょうという意味。
(注2)三界、生きとし生けるもの全てが巡る世界で、人間の世界も含まれる色欲・食欲の欲界、物質欲の色界、欲・色から脱した無色界の三つの世界。または、過去現在未来とする解釈もある。
 寿命
司会者:
 どうもありがとうございます。素晴らしいミニ講演でした。実はありがとうございますも大阪の阪大の医学部を受け様と思っておられた時期もあったんですけれども、「そこへは行くな」という命令が来て行かなかったそうです。しかし実際は何万人という人を手当てをしたという事もお聞きしています。だから3人のお医者さんがいる感じがします。ありがとうございますから何かお願いします。

ありがとうございます:
 楽しいお話でした。寿命というのも誰が決めるんでしょう?やっぱりこれ神さまだと思います。神さまがこの世へ生まれさせてこの世で幸せをしっかり発見して、それを味わいなさいという意味でこの世へ送り出して下さるのです。あの世にも一杯そういう幸せを発見する番組一杯あるんですけど、この世が1番最適という事で送り出して貰っているのです。競争率高いと思うんです。何百倍以上かも知れないです。この世に生まれさして貰って幸せを発見する勉強して、その幸せをしっかり味わってもみようとする生き方を取るんです。ところがガンになってガンという言葉の呪縛・言葉の縛りのあうと、なんかガンで死ぬような錯覚を起こすんです。でも寿命は病気とは無関係なんです。病気したから死ぬんじゃないです。寿命が来なかったら絶対死ねないのです。どんな病気しても・どんな危険な目に会っても大丈夫です。死なないです。私も相当病気を沢山しましたけど、まだ死んでないです。ある時は肺が全部無くなって心臓がこの辺に来たり、それでも死んでないのです。その時は心臓止まって呼吸も止まりました。それでも死なないのです。寿命がある限り死なして貰えないのです。修行が足りないからです。みんなこの世で幸せを発見して欲しいというのが神さまの願いです。神さまの願いを受けて勉強させて貰っています。もし死ぬ時が来たとしたらこの世よりもあの世の何所かに素晴らしい教室があるんです。そこの方が早く幸せを大きく発見出来るから・そういう教室を用意して下さるから、この世を卒業してあの世へスッと入学さして貰えるのです。だから病気になっても恐れることは何もないのです。本当は病気で絶対に死ねないのです。
 私の知ってる人でガンになって一生持ち続けて80・90まで生きて仲良くガンと一緒に衝天した人がいます。ガンになって直ぐに死ぬんじゃないです。ガンにならなくても死ぬ時はポックリ行きます。ガンになった時は気持ちの問題が1番大事だと思います。残りの時間しっかり幸せを発見しようとするなら時間を延ばして貰える可能性があります。ところがこれでもう駄目だと思うと勉強しないです。幸せを発見する勉強をしないです。折角決めた寿命を短くしないと。そしてあの世の相応しい勉強の場を与えないと神さまの方も困るのでしょう。それでちょっと短くなって早くあの世へ昇天させて貰ってあの世の勉強の場を与えて貰う可能性も大きいです。だからガンになっても希望があって前向きに生きてる人は死なないです。本当に。ところがこれでもう駄目だと思うと寿命が短くなるんです。これは神様の愛・思いやりです。無駄な時間過ごすのを気の毒に思うのでしょう。1日でも絶望の中で生きるのは大変です。それだったら教室を変えて楽しく希望を持って生きられる場所を早く与えたい。だから神さまが寿命をちょっとは調節すると思います。
 神さまの方は1人1人幸せを至れり尽せりで与え尽くそうと護りに護って下さっています。人間は自分の力では絶対に生きられないです。先ず命を与えて貰えなかったら永遠に生きるのは不可能です。神さまの命がなかったら、どの世界に行っても生きられないです。命を与えて貰って生きてるというのは神さまに生かされているのです。特に肉体を使って必要な事をさせて貰うのに宇宙の全てから色んな要素を与えて貰うのです。どれ1つ欠いても本当は駄目だと思います。もし太陽がパッと消えて仕舞ったら地球上の人何日生きられるでしょう。空気がサッと消えたらこれも困ります。水がパッと消えたら。どれ1つ消えても生きられないです。必要なもんは神さまの方から全部用意して下さっています。何の心配もないと思います。それを喜んで受けて幸せを一杯発見して幸せを大きくする事だけが人としての役目です。それだったら寿命が延びて延びて何所までも延びるかも知れません。歴史上人間の寿命はどんどん変化しています。千年以上生きられるかも知れません。そこで幸せ一杯発見出来て大きい幸せを掴めるなら2千年以上万年以上になるかも知れません。鶴や亀は幸せを発見するのが上手なんでしょう。神さまは人が幸せになる事だけを願っています。この世の時間を1分1秒本当に大事に生きるのなら如何にでもして下さります。
 学校の勉強も同じです。小学校だけで終わりたいですか?そうじゃないと思います。色々順番に勉強して本当は幸せを大きくする意味で勉強を続けたいのです。だから相応しい場へどんどん置いて貰えます。この世に何回も生まれ変わってくるのも同じだと思います。またあの世の色んな世界で生活させて貰うのもみんな幸せを発見する為です。気付きを増やす為です。どれだけ神さまが大きい幸せを既に与え続けて下さっているか気付くだけです。気付きを増やすだけが大事なんです。ところが自分1人だけでは気付きが少ないです。だから周りに大勢の人を置いて色んな気付きを与えてお互いにそれを与え合う・紹介し合う感じで1人1人の気付きを更に増やして下さります。だから人の体験は物凄く有り難いです。皆さんはまだガンになれないから、ガンになって下さった人にお礼を申し上げないといけないです。そういうガンになった人の体験を聞かせて貰う事によって、どれだけ命の尊さとか時間の大切さとか心の持ち方が大事か色んな勉強させて貰えます。みんな自分の幸せを大きくして貰えます。本当に有り難い事だと思います。

 臨死体験
司会者:
 真弓先生は臨死体験を2回ほどしたそうですが、臨死体験をする前とした後では心境はどう変化しましたか?

真弓先生:
 私の臨死体験は、ほんの入り口なんです。中学校の時の体験で後で書物なんかであれがそうだったのかと気付いたのです。昔は柔道・剣道必修科目で中学校の1年生の時に柔道で組み合います。たまたま先生と当った。締められたんです。私はどっちかというと意地っ張りの方だから最後には落ちた状態になりました。始めは苦しんです。苦しいのを我慢してるとフワァーっと浮いてく訳です。自分が空中にいる訳です。全部見えて私も見えました。私の体の方は落ちてるから先生が一生懸命、活を入れている。みんなが集まってくる。ハッキリ憶えてるのは、その時柔道場の隣りがプールなんです。プールの水は見えていました。でも本当は壁があるから見えないはずなんです。もっとよく見れば良かったのですが、木が見えなかったからコンクリートもおそらく見えなかった。水だけが見えてたと思います。浮かび上がった時の感触は何とも言えない恍惚感というか気持ちが良いんです。その前がうんと苦しくて苦しいのを我慢したらスーッと浮いて兎に角、気持ちが良いんです。私はその辺ぐらいでスーっと戻りました。臨死体験した人の話を色々聞くと「元に戻りたくなかった」と言います。浮かび上がってトンネル通ってお花畑が見えてとか色々あります。病気の体験は1人づつ違いますが、臨死体験は殆ど共通しています。私はもうちょっと体験したかったと思います。生きてる時はそれぞれ色々苦もあり楽もあり差別もある様に思われるかも知れませんが、見えない部分は全部同じじゃないかと思います。1つの体験をする為に送り出されて本質的なものはみんな同じなんだから、自分の今ある環境をうらやんだりして考え過ぎない方が良いんじゃないかと思います。
 もう少しわき道にそれますが、もう1つの体験は家内と一緒にコンサートに行った時に起こりました。とても良いコンサートでした。私は血圧が物凄く高いんです。皆さんが信じられないくらい高いんです。50歳代から200を切る事は滅多にないです。下は110から120くらいですが、降圧剤は一切使っていません。それが私の正常値と考えています。もし糖尿病性の高血圧とか腎性の高血圧であれば糖尿病を治さなくちゃいけないし、腎炎を治さなくちゃいけないです。薬を使わないで治すでしょう。温帯性高血圧、温帯性とか突発性は医者に分からない原因が分からない病気です。だから本人に分かるはずがないのです。私はたまたま200ある360とか出る時もあります。本当の話です。デジタルのでは出ます。我々が医者になった時は上が160だったんです。160以上が要注意だった。それが何時の間にか150になった。最近は140以上は要注意です。140以上が日本中に3700万人います。何故やってるのか?アメリカが始めたから。検診をして幅を狭めてはみ出した人の治療に入るんです。コレレステロールも同じです。昇先生もご存知と思いますが60歳を過ぎたらコレステロールが低い方が死亡率が高くなります。その時は多分血圧が高かったと思います。200は遥かに越してたと思います。気持ちよくコンサートを家内と聞いていてふわふわと雲の上を歩いてる感じで家まで帰りました。私の家は皆さんが信じられないくらい散らかっていて汚れています。暗くなって夜寝てからパッと目覚めたらオーバーじゃなくて汚れている家がディズニーのファンタジー、あれ以上に綺麗な状態にほこり1つない色も何とも言えない綺麗な色なんです。家内がトイレか何かで起きて私が死んでると思ったそうで家内が慌てて飛んで来て色がパーっと元の汚い色に戻っちゃいました。その2つぐらいです。本当に汚いのです。6畳2間の間借り生活なんです。
 皆さんの中で色んなご事情があるでしょうが、小学校に入る前に物心が付く前にお父さんという言葉を発した事のないお父さんと呼んだ経験がない方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?お1人。ありがとうございました。お母さんと呼んだ経験がない方?私どっちもないんです。私の家は非常に特殊な老舗のと肉問屋でした。私の父の義理の母になる。1代目はもちろん男なんですが、その後ズーっと養子なんです。2代目3代目4代目まで養子で5代目の養子が来てその人が亡くなったんです。そうすると血が繋がっているのは義理の母だけです。5代目が亡くなったので私の父が養子に行った訳です。分かり難いのですが、血縁を大事にしたんです。血縁のある1人の子供を残して血の繋がっている私の義理の兄を残して母親が死んじゃったんです。その父に後妻として行ったのが私の母なんです。どっちも両親は血が繋がってないです。その後で私が生まれて妹が生まれて私が2歳の時に父は胃がんで死んじゃったんです。そうすると血が繋がっているのは義理の兄だけなんです。若い方は中々ご理解頂けないと思います。私が残っていると血が繋がっていない次男が残っていると将来的に問題を起こしてはまずいという事で養子に出されたんです。だから母とも別れたんです。母が1番気の毒なんです。そういうしがらみで自分の本当の子供の私を養子に出して先妻の子供を育てた。だから父も母も知らないのです。それで他人の有り難さがよく分かります。義理の祖母が亡くなって私が今の家内と結婚してから、もう亡くなりましたけど生みの母とか妹と初めて交際出来るようになりました。34年でしたから30ぐらいになってからでした。今は妹とも非常に良い交流をしています。そういう意味で本当に感じるのが他人の有り難さ。子供が4人います。自分で言うのも可笑しいんですが、みんな優しい子供達です。次男が高校生の時に自立をしたいと、「自分で働いて学校へ行って自分1人で生活したい」と言い出しました。その時言った言葉が家内と私を前にして「これからは、お父さんともお母さんとも思わないで付き合うからそのつもりで居て下さい」と、凄く嬉しかったです。私どもの生き様を知ってるから次男は凄く優しい子ですから。「これから自分1人で生きて行かなくちゃならない。他の人と同じ様にお母さんお父さんを大事にして行きます。みんなと同じ様にして行きますよ」と。先ほど申し上げたインディアンの気持ちの「my」じゃなく「our」が私は身に染み付いていますし、子供達にも受け継がれていますから、その意味では幸福だなと思います。だから友達が沢山出来てくるんです。もちろんありがとうおじさんも昇先生もそうだと思います。私は意識しないでそういう環境に置かれた。昭和20年以前までは他を察する気持ちをみんな持っていました。それがアメリカによってガラっと変えられて仕舞って自分だけ良ければ良いとか自分の家族だけ良ければ良いとか日本人だけ良ければ良いとか人間だけ良ければ良いとか、それが地球を限りなく破滅に近づかせていると思います。宇宙的な規模でおおらかな気持ちでいると自分自身が豊かになります。だから私は優しい次男を誇りに思います。孫も2人居て元気に働いています。

 告知
司会者:
 ありがとうございます。ガン・コンベンションという会が年1回あって私は2回ほど参加した事があります。対処療法ではなくて、色んな民間療法を含めて。そこにガン患者の人も来てるのですが、皆さん割と明るくガンを自覚しながらあらゆる可能性を楽しみながらやってると感じました。昇先生にガンの告知についてお聞きしたいのですが、今ガンの告知は100%行われているのか、お医者さんの判断で告知するしないを決めるのか、ご家族の判断なのか、それとも本人の希望なのか、その辺をお聞きしたいです。

昇先生:
 日本語で告知という言葉を使う場合は2つしかないです。ガン告知ともう1つは受胎告知です。クリスチャンとかカトリックの方はご存知と思うのですが、マリア様が妊娠して神様から受胎告知を受けました。それ以外には告知という言葉を使いません。病院で「お前は痔だぞ」は告知とは言いません。要するに反論を許さないのが告知なんです。「お前こうだぞ。文句言うな」が告知です。そこを言うか言わないか以前よりは増えて来ていますが、医者の裁量に任されていますから、病院というより自分は言う言わないケース・バイ・ケースです。大事なのはその後にサポートシステムが無ければ言うべきではないと思います。そのサポートシステムをちゃんとしたところで戦うんだったら、「敵を知って己を知らば百戦危うからず」という孫子の兵法と同じで良いんです。他の病気と違ってガンに関してだけは本人を抜きにしてでも、良かれと思ってやるのが日本の不思議な風習です。本人にとって良いと思って言わないでと言って家族も知らない事にしとこうというふうな、お互い延期をして付き合う。そんな状況だから余計に最後までこっちも知らないふりをした方が良いなという事で苦しむ訳です。隣りの患者から「あんた何所のガン」と聞かれたりする訳です。みんな知っていますもん。赤ちゃんに異常があった時に産んだ産婦さんは本能的に感じます。それと同じ様にガンの患者さんは自分の問題ですから必死になって何か違う可笑しいと分かります。だから生きがい療法のI先生はガン告知とは言いません。認知と言っていずれ分かるから「まあガンですから、それに近い様なそんなもんですわな」という感じで言っています。
 それを言う言わないよりは、それよりも生きがい療法の5原則、自分が主治医だという事と。1日1日確かなのは今だけなんだ、だからそれを大事にして行こう。人の為になる事をして行こう、話を聞いてあげるだけでも良いから、そういう様な人の為になる事をしよう。まさかの時の為に何時でも用意をしとく。そういう5つほどの原則を絶えず行う。それは何もガンだけに限らないのではないでしょうか。同じだと思います。先ほどの寿命の話の様に寿命は天が決めるものだと思います。「後6ヶ月です」と言った医者の方が先に死んだりします。誰だって死なないつもりで生きてるだけです。私は思うんですけど、みんな地球という島に島流しにあっている死刑囚だと思っています。必ず終わりが来ます。同じ修行をするなら楽しくやったら如何ですか?というのが提案なんです。
 ここに来てらっしゃる人、おじさんに色んな質問された方々を見てますと。みんな真面目と思います。真面目な人は必ず今までのマインドコントロール、大気汚染でも食品の汚染でもない消費者の頭の汚染、答えは必ず1つある、正しいのは1つだと思い込んでいる、マインドコントロールだと思います。受験もその1つだと思います。世間に出て御覧なさい答えが一杯あったり答えが無かった、それが普通です。真面目な人は必ず答えがある・白黒ハッキリさせる・成功失敗・勝った負けた・幸せ不幸、そういうものは元々2つに別ける事が出来ない双子の兄弟だと思っています。光と陰なんです。必ずこれつきものです。食べたら出る。要するにストレスもうんちと同じなんです。生きてる限りストレスがあるの当たり前なんです。ストレスはスパイスです。カレーライスで考えて下さい。辛くないカレーは美味しくないです。激辛10倍食いますか?適度にスパイスが効いて初めてカレーが美味しくなる。適度なストレスが生きてる以上必ずあります。あった方が良いんです。その意味で極楽に行ったら大変です。あそこは暑くもない・寒くもない・お腹もすかない・周りはみんな良い人ばっかしです。即ボケるような気がします。ボケたくなかったら地獄が良いと思いませんか?そういう非真面目な発想方法がズーっと世の中面白いのです。見方・考え方を変えるだけで全然違います。雨が降ると「面倒やは、あちゃー」と思います。でも傘屋は「万歳」と言います。雨は何も関係もないです。こちらの受け止め方の世界です。如何してこんなに日本人真面目になったんだろうと色々考えたら思い付きました。分かりました。お米食べるからです。狩猟民族だったら「今日はでっかい獲物が獲れたお祭りじゃー」で明日の事なんか何にも考えません。今年で5年目になるんですが、昨日田植えをやっていました。田植えからやってなかったら米の話なんか出来ません。そこから全部毎年体験して自分達で収穫して自分達で新米を食べるから全部分かります。田植え、そして田の草取り今一生懸命頑張ってやったら何時か良い日が来ると思ってるのは農耕民族です。何時も準備なんです。高校の時は大学の準備・大学の時は就職の準備、そして昇進の準備・準備・準備・準備、最後はお墓の準備です。必ず葬式の時に「これからという時に」で話が終わりなんです。誰だって死なないつもりで生きてるだけなんです。確かなのは今だけと言ったでしょう。それがプレゼントだと思います。だから必ず白黒つける考え方をしてる間はしんどいと思います。
 今から10年ぐらい前にフィリピンでマルコス大統領の奥さんでイメルダ夫人が居ました。あの方旦那が失脚して兵隊がマラカニア宮殿に行ったらハイヒールが3千足あった話が有名でした。僕らは言ってたんです。「あいつはムカデか」と話てたんです。どんなに金持ちになっても足は2本です。あれだけハイヒールがあったら悩んだと思います。「今日のパーティーどれを履いて行こうかな」と悩んで悩んで散々悩んで、そう右足はこれ左足はこれという感じだったと思います。こういう考え方してるとズッと楽です。秦の始皇帝の嫁はんが8千人なんて羨ましくもなんともないです。365で割ったら如何しても20年くらいかかります。そのうち「お前誰やー」という話しになります。三角四角五角だから角が立ってもめるのです。8千人ぐらい居ったらみんな仲良くと言って丸い円になれると思います。

 骨肉腫
真弓先生:
 私の妻は26年前43の時に骨肉腫と診断されました。看護婦なんですが、左足を切断しました。私の方にだけ始め伝わったんです。組織検査で悪性腫瘍だと分かって左足を切断して、抗がん剤を使いました。骨肉腫は割合に肺と脳に転移し易いんです。「後2年ぐらいでしょう」と言われました。その頃丁度同じ様な病気の方が3人居ました。残りの2人は結果的に勧め通りに東大病院で切断して抗がん剤を打って2年で肺転移がなくなりました。家内の方は始め告知問題が出て来ました。当時26年前に長女にだけ伝えて下の子供3人にはまだ小さいから伝えませんでした。そして家内にも伝えませんでした。でも、まるやまワクチンだけは打っていました。まるやまワクチンはもちろん抗がん剤です。免疫力を高める薬です。免疫力を高める為に1日おきに打っていました。ビタミン剤と言って打っていました。でも家内は看護婦ですから知らない訳がないのです。そのうちに6ヶ月くらい経って私もお酒が大好きなんで飲んでおりました。かなりしたたかに飲んだ事があって、その頃血圧も高いし心臓も良くないし、医者にかかってないだけの話でした。医者じゃなかったら当然医者にかかっていると思います。救急車を呼ぶほど、かなり苦しくなった事があります。家内に言っちゃったんです。「ひょっとしたら心筋梗塞で自分が命を落とすかも知れない。君は本当はガンなんだ。もし私が死んだらM先生にワクチンを打って貰え」と言ったんです。それからやっぱりガラっと変わりました。やっぱり仰る様にガン患者さんみんな知っています。家内も疑心暗鬼になっていました。自分がガンだと分かってからとっても良い方向に行きました。元々社交的で外向きな人だった。その時は半年経ってたので後1年半、1年半で死ぬのも一生。15ぐらいで死ぬのも一生。80まで生きるのも一生。それだったら五体満足のまま死んで行きたい。切らない抗がん剤も使わない、それから社会的な方へ前向きに関りを持つ様になって行ったんです。近くに野球場があってそこにマンションが建つ事になって、子供達の遊び場を奪うなという事でマンション建設に反対したり、新聞に載ったりしたした。結局建っちゃうけど。それからコーラスが好きでコーラス団に入ってたんですけど、じゃ形見にコーラス団を作ろうと思ってコーラス団を作って先生を呼んで、とっても良い方向に向かいました。それで彼女が何と言ったかと言うと、「可笑しいと思った」43歳頃本当に働き詰で家族旅行なんかした事ないんです。休んだ事もない訳です。関西なんか旅行をしました。急に優しくなったから可笑しいと思った様です。だから不自然な事はやるべきじゃないと思います。告知よりも別の意味で認知の方がとても良いとお聞きしましたけど。ガンと一緒に共存して生きて行こうという気持ちを持てば良いなと思います。同じ事を実行してる人でNさん41歳で農水省の公務員なんですが、30年くらい世界中の食の文化を調べています。たまたまニューギニアに半年行く事になって、30年ぐらい前ですからかなり衛生状況が良くない訳です。だから検診を受けた訳です。その時に彼は大腸ガンを発見される訳です。調査どころじゃない、半年も行ってたら死ぬぞ、直ぐ手術が必要でした。でもNさんは、こっちの方が大事だから手術しないで死んでも良いから行くと言って行かれました。6ヶ月で元気に帰って来ました。帰って来てからも医者にかかりません。かなり大きいんです。痛むそうです。私の家内も足がよく痛んで夜にうなされたりしてました。もっぱらアルコールでしのいでいました。元々好きな人で結構飲みました。Nさんは如何したと思いますか?痛いのですが鎮痛剤を使わない。彼から直接伺いましたけど、ガン細胞は自分の細胞でしょ身の内でしょ身内だから対話するんです。ガン細胞の所へ手を当てて「抗がん剤なんか使ってお前の事をいじめたりしないから、お前も俺をいじめるな」その後が面白いのです。「俺が死んだらお前も死ぬ」。
 私のおじが30年以上前食道ガンになった。病院に入院した訳です。もう両方亡くなりましたが、おじとおばは大変仲が良くて、娘が2人いて3人とも優しんです。知られない様に一生懸命頑張られていました。ある時3人とも居ない時私だけ呼ばれたんです。病院の方々が話してる言葉はドイツ語で分かんないけど、看護婦と親しくなって1つ1つ聞くんです。プレデリンってどういう意味?看護婦。コウトってどういう意味?便。ハルンは?おしっこ。クレーブスは?ガン。看護婦さん言って仕舞います。「私はガンだと知っている。だけども定夫君に最後の頼みがある。家内と娘達が必死になって私がガンである事を隠そうとしている。私が死んでもガンだとは知らずに死んで行った。その事を定夫君だけはしっかりわきまえておいて欲しい」。やっぱり難しいです。大体ガン患者は分かっています。「ガンは不治の病じゃないんだ。心の病だ」というふうに考えて行けば良いと思います。良くするも悪くするも吉本の問題もありますしエンドリンがどんどん上がる訳だし、冬登山をすれば免疫力が高まる訳です。そちらに持って行くべきだと思います。典型的な悪い例は逸見さん、悪いと言ったら怒られますが、手術するたんびにどんどん悪くなりました。3回目の手術3キロ内臓取ったんです。健康な人でも3キロ取ったら死にます。この頃奥さんが手記を出しています。だからガンというのを特別な病気と考えないで頂きたいです。

 全てプラス
司会者:
 ありがとうございます。近大の麻酔科の先生が居まして、10年程前に訪ねた時に彼はとにかくガンになった人には何らかの形で知らせるべきだと仰っていました。但し女性は除いてと仰っていました。男性だから女性の気持ちが分からなかったのか、逆に分かったのかも知れませんが。私は逆にガンを神様のプレゼントと考えて、それを1つのバネにして生きる事を真剣に考える機会になるのではないかと思います。その辺をお聞きしたいです。

ありがとうございます:
 どんな病気もそうです。病気になって初めて健康の有り難さがよく分かります。それまでは大抵、健康が当たり前と思って感謝も何もしないです。本当の価値を全然見出してなかったと思います。だから病気になる事によって健康の有り難さを再発見させて頂くのです。物凄く幸せです。これはガンでも何でも良いんです。絶対マイナスはないんです。みんなプラスを与えて貰っているのに気付けば良いだけです。マイナスと思ったのが間違いです。全てプラスです。気付けばプラスプラスです。どんな病気も本当は神様からの素晴らしい愛のプレゼントです。それで不幸になる事は本当は絶対にないです。気付けば幸せになれます。本当、太陽1つ眺めても砂漠の暑い地域では悪魔と言います。焼き殺される様な感じなんでしょう。それも見方1つなんです。立場変えたら寒い所の人だったらほんと温かいので神様の愛の塊と感じるのです。考え方が1つに凝り固まると立場が自由にならないです。特に言葉の縛りは怖いぐらい大きいもんです。ガンと病名を付けられて不治の病だと言われると、その言葉の縛りで自由を失って仕舞うところがあります。本当は病名を付けない方が私は良いと思います。病名全部消して仕舞ったら楽しめます。今どの病気だろう?

真弓先生:
 病名を告げないのは大賛成です。病気を治すのではなく、体を元に戻す。

ありがとうございます:
 本当にそうです。楽しみましょう。

 医療環境
昇先生:
 ガンが不治の病と考えているのは医者だと思います。そういう医者にかかって治ると思いますか?医者がガンになったら教科書に書いてある通りの経過を辿ってその通りに死にます。そういうイメージ療法だと思います。だから治ってる良いイメージを作れないのです。それを見た事ないから。

真弓先生:
 その証拠にガンセンターとか国立ガンセンターとか国立看護病院とかの先生方がガンの事を専門に勉強してる訳です。だから我々普通の医者よりもガンで死ぬ事が少なくないと可笑しいです。

昇先生:
 殆どガンで死にます。

真弓先生:
 本当なんです。皆さん方よりはガンの勉強をしてるから皆さん方よりはガンで死ぬ事が少なくないと可笑しいと思います。1つは心の部分があります。もう1つはガン以外にも色んな関係がありますから、一言では言い難いのですが、先ほど言ったエネルギー自給率が非常に低下している1つの原因に、ガン専門の先生でも内科系のガンの先生と外科系のガンの先生は殆どガンで死んでる。どっちのガンの先生がガンになり易いと思いますか?外科なんです。何故ですか?1番ガンになり易い場所で働いてる。電気製品が1番沢山ある所なんです。もう1つTVの制作現場です。もちろん彼らは治そうと思って一生懸命手術してる訳だから責める訳でも何でもないけど、やっぱり環境を考えないといけないです。死ぬ時は自宅でと思います。以前シックビル症候群というのがあったのをご存知ですか?30年か40年前です。自宅は木造なんです。日本人に合った住宅です。その頃勤め先がもう既にマンションが建っています。自宅では何ともなくて勤め先に行くと体調が崩れてくる。シックビル症候群。そのうちに自宅もマンションが建ちだして欧米風の住宅になって来ました。シックハウス症候群。昔我々はみんな木造の小学校の中で授業を受けていました。それが鉄筋になりました。私は大反対だけど小学校にコンピューターを入れています。シックスクール症候群。なぜ学級崩壊みたいなのが起きて来るのか?不登校や昔ない様な事件が起きてくるのか?もう1つ忘れてはならないのはシックホスピタル症候群。
 さっき結核の話をされた方はもう帰られましたけど何10年か前に結核で苦しまれたけど今は元気にしていらっしゃる。昭和9年生まれとおっしゃっていました。その頃は結核はガンよりも怖い病気でした。治らない病気でした。その時の治療はどうしてたか思い出して頂きたい。大気・安静・栄養です。水・空気が綺麗である。安静は物音が心地良い所。小川のせせらぎとか、木のそよぎとか、鳥のさえずりとか、虫のなき声とか、さっきアマガエルのなき声を聞いて来ました。意外と大きいんです。聞かせて頂きました。大気・安静・栄養。こちらのナスとかはぼね(?)とか、そういう地場の物だけを食べる。それが病気を治すもとなんです。今1番問題なのがシックホスピタル症候群じゃないでしょうか。だから日本の患者さんの場合は入院した時に入院期間が長くなる。反対の所の人達は元々密閉性のある所で過していますからそんなに影響がないのです。木造住宅に先祖代々馴染んで来た我々の方が影響が大きいのです。家にしても学校にしてもそういう中で何とかして、そんな事を言っても今木造住宅は高値の花になっていますから誰もが住める訳ではない。その中で何とか工夫して通気性ある衣類と通気性のある空気の中で過す環境を作る事が大事じゃないかと思います。そういう意味でガンの病院には非常に問題があると思います。

 丸山ワクチン
昇先生:
 結核になってる人はガンにならない。

真弓先生:
 それが元になって丸山ワクチンが生まれた訳です。丸山先生は元々皮膚科の先生なんです。結核の事をやっていて結核患者にガンが少ない。結核に免疫力があるんじゃないか。丸山ワクチンはもちろん抗がん剤でも何でもない。免疫力を高める薬。今、薬事審議会が非常にいい加減に新薬をどんどん通してて殆ど無審査の状態で通って行っちゃうのです。アメリカのFDA(アメリカの食品医薬品局)では毎日9千人で薬のチェックをしている。最近5年間の新薬のうちで日本の薬事審議会を通過した物がFDAでどのくらい通過してるかと言うと30%です。70%は効かないからこちらはまだ良いんだけど、70%は副作用があるから、医療事故がどんどん起きています。大きな病院で使われているのは殆どそっちなんです。「薬を使うな」とは言いませんけど使うならなるべく古い薬を使って欲しいのです。評価が定まった古い薬を使って欲しいのです。なぜ使わないのか?利潤が上がらないからです。そういう中で丸山ワクチンは私は確実に効くと思います。薬事審議会には絶対に通用しないのです。色んな事情があってそれは伏せますけど、丸山ワクチンを通さない様にする為に学閥が絡んでいます。日本医大と阪大のYさんが同じ事をやってYさんの方は開発出来なくて、丸山さんが先に同じ研究が出来ちゃったんです。Yさん自身よりも弟子の教授達がアンチ丸山で固まったんです。阪大で出来ない事を日本医大でやっちゃった。医療会はそういう社会です。その時初めて殆どフリーパスで通ってた審議会が可とか否とか付け始めたんです。13人いるから否のハンコをその人数分だけ作らせて認可をしない様に持って行った。だから阪大系と東大系のお医者さんの殆どは丸山ワクチンを使いません。丸山ワクチンの台帳があります。今4万人近くの台帳がちゃんとあります。しかし丸山ワクチンを使わない先生方もいざガンになると貰いに来るのです。さっきの牛乳と同じなんです。皆さん達には「飲め飲め」と言っても、自分達は飲まない。ガンの患者さん達が「丸山ワクチンを使いたい」と言っても、「あれは水と同じで効果がない」とか言うけど、自分達がガンになると使うのです。それが悲しい現実です。私は丸山ワクチンを絶対にお勧めします。延命効果と圧痛効果が確実にあります。
 途中で切れましたが私の家内も切断して2年で死ぬと言われたのにその後、元気で26年も生きてます。その後、脳梗塞とか心筋梗塞とか色々やってますけどみんなくぐり抜けて来ました。今では杖をついてますが元気です。昨日は津山のおぼろ月夜コンサートがありまして、それに応募して行きました。課題曲は「おぼろ月夜」なんです。もう1曲は好きな曲を歌うんですが、彼女は「雨降りお月」を元気に歌いました。歌うという事は心の希望です。お祈りも同じと思います。私は足元にも全然及びませんが、般若心経だけは朝必ず唱えてから食事を取っています。息が長息になります。

 あの世
司会者:
 ありがとうございます。現実のお医者さんの立場から病気の治療と一緒に心の持ち方の指導をされてると思います。その時に魂の不滅とかあの世の事を考慮に入れているのでしょうか?ご自身はその事をどう思っているのですか?昇先生の方からお願いします。

昇先生:
 結局死んだらどうなるか生きてる間、証明出来ません。どう考えるかです。あの世があると思っている方が亡くなって「ああ〜やっぱりあったかあ〜」で話は終わりです。ないと思ってる人が死んであったら死んだら驚いたとなる訳です。ビックリして生き返るかも知れません。どう考えるかだけの事です。私は飯田先生の本が出る前のコピーの段階で私は全部知っていましたから、以前から興味がありまして、時々グループで会ったりしています。だから久しぶりに会いますと「300年ぶりぐらいの久しぶりですね」という感じなんです。ここで出会うという事も前世から全部決まってた事、たんなる偶然で浅からぬ因縁がみんなあったと考えるのも自由と思います。だからその考え方1つだと思います。それを必死になって科学で証明しようとしても有限のもので無限のものを証明しようとしても不可能なんです。兎に角あの世の世界が絶対に良いとこというのは確かなんです。その証拠に帰って来た人は誰も居ません。2年ぐらい前にやっぱり死の事を我々の学会も考えなきゃいけないだろうという事で「死を考えるシンポジュウム」我々の学会で催したので私も出たんです。その原稿を書いたんですけど、どう話そうかなと考えたんです。死は最大の教育です。今日は人の身、明日は我が身です。
 人間にとって最大の刑罰は何かというと、死なないという事なんです。それがギリシャ神話で出て来ます。神様の仲間でプロメテウスという人がいます。そして鳥には翼を、ライオンには鋭い牙をそれぞれ作っては与えていました。人間を作った時は何を与え様か考えて神様だけの宝である火を与えた。それで生物界の王者になりました。それを他の神様が怒ってプロメテウスを神々の世界から追放して、そして高い山にくくって死なないという刑罰を与えたのです。そしてコンドルが飛んで来て肝臓を食い破って血を流して夕方には死んで一晩で再生して生き返るという話があります。これは凄く残酷なんです。人間死があるから考えるんです。人間死ななくなったら何をしでかすか分からないです。どんな人にも終わりがある。だから死は最大の教育だと思います。そういうふうに見方考え方を変えると決して怖くないと思います。
 実際に医療機関がない所は病院を志願しないから自然死になります。隠岐という鳥取の北の方にある島で知夫理島で、あるヘルパーさんの話を聞いた事があります。そこでは98%自宅死亡です。死が近くなるとどうなるか、実際の体験を話してくれました。1週間か10日くらい前になるとその方の知ってる人で亡くなった人が頻繁にその方の周りを出たり入ったりします。おばあちゃんが来て向こう行ってまたこっちに帰って来て、こうだよと教えてくれて死んでも怖くないよとトレーニングしてくれてるみたいです。こういうのがあったら1週間・10日間は得です。これは1番確かです。医者は後何ヶ月これほどあてにならないものはないです。という事のようです。

真弓先生:
 死は全く怖くない。死よりは産まれる方が大変です。死は生に比べて安らぎの要素があると思います。だからこそ死ぬ時は自宅で死にたいです。産まれる時も自宅が良いけど、死ぬ時はより自宅で身内じゃなくても良いから知ってる人達に囲まれて死にたいです。延命措置だけはして欲しくない。救急車で運ばれて看護婦が言うそうです。「先生スパゲッティにしますか?」管を一杯入れるんです。スパゲッティにして生かすか、それとも自然にそのままにするか。私の妹の連れ合いが脳梗塞で一昨年亡くなったんです。他の病気で妹が面倒を看てて偶々意識がなくなりかけて、夜中だったけど私も呼ばれて妹の長男の甥が呼ばれて、その3人で付き添ったんです。結果的に肺炎だったみたいでレントゲンを取ったらそうでした。一応酸素は入れました。期間を如何するか話し合う事になったんです。そしたら妹が「生前に延命措置はしないでくれと夫は言ってましたので酸素吸入だけでそのままにしておいて下さい」と。点滴はもちろんやってました。担当の先生が兄である私と長男に対し「はい、分かりました。でも肺炎だから点滴の中に抗生物質だけは入れさしてくれ」と。「それは良いですよ、入れて下さい」。そして入院してから半日以内に息を引き取りました。それで良かったと思います。それをしてたら今でも生きてるかも知れません。だから延命行為だけは避けるべきだと思います。産まれる時も自然に産まれる。死ぬ時も出来るだけ完全に自然は色んな条件があって難しいですが、酸素吸入しない点滴もしないというのは難しいでしょうが、出来るだけ自然に死んで行きたいと思います。
 私は戦前に中村天風さんの声を何回か聞いた事があります。まだ昭和10年代です。本当に迫力がありました。中村天風さんが亡くなる3日くらい前に幹部達を集めて、「3日後に俺は死ぬ」と言って天風会の引継ぎをして見事に3日後に亡くなったんです。動物は全部死期が分かる筈です。カラスが沢山いても死骸は見ません。野良猫や野良犬の死骸も見ません。交通事故に遭って死んだ時しか見ません。だから動物であれば察知出来る筈なんです。やっぱり死期を悟れる人間になりたいなぁ〜と思います。そしてちゃんとした引継ぎが出来て死にたいと思います。まさかの死だけは嫌です。下り坂と登り坂と1番怖いのは「まさか」です。
Oさんという東大の教授で素晴らしい内科の先生がいらっしゃったんです。植物人間になって、奥さんも植物人間になって亡くなりました。生きていたら20年ぐらい植物人間です。その先生が「医者の誤診率14%」と言っていました。。皆さん方が14%と聞くとビックリすると思います。そのくらい誤診が多い。でも彼の言っている誤診は違うのです。ガンという病気は間違っていないけど、如何いう種類のガンなのか、如何いう種類の脳腫瘍なのか、そういう事の誤診が14%と言ってるのです。流石がOさん14%と言って偉いなと思います。Oさんは多分、今も亡くなっていないと思います。20年近く植物人間です。今では同級生みんな亡くなって見送ってくれる人が1人も居ません。長生きは丈夫で長生きでないと意味がないと思います。

ar35司会者:2002.05.05.05
 ありがとうございます。お医者さんの中でも最もお医者さんらしくないお二人のお話にどのように思いますか?

ありがとうございます:
 あの世はちゃんとあるんです。無限の無限のチャンネルとして無限の無限の世界があるんです。言葉通りの世界に行きます。だからこの世に生きてて「この世しかない」と信じきって行った人は何もない闇の世界に行って仕舞うのです。意識だけがあるんです。怖いです。でもあの世があると思ってる人、地獄があると思うだけでも良いのです。地獄に行けます。まだ楽しいのです。だからこの世しかないと思い込むのは怖いです。やっぱりあの世の事を信じた方が良いです。分からなくても言葉であるんだと、そういう言葉を使って信じた方が良いです。それをどんどん無限に拡大すると「無限の無限の世界があるんだ」と思って、そういう言葉を使うと選択肢が無限に広がるんで、あの世に行っても「さあ何所行こうか」となる訳です。自由が利くのです。プラスの良い言葉を使って「素晴らしい世界がここにある」という言葉で波長合わせすると良い所へ上がれます。言葉通りになって来ますのであの世選ぶのでも良い言葉を沢山使った方が得です。「あの世は楽しいからこの世に戻って来ない」というのも良いです。

真弓先生:
 戻って来てるのに気付かないだけなんだと思います。

ありがとうございます:
 生まれ変わって来てるのは戻って来てるのです。好きじゃないと戻って来ません。

司会者:
 これからの残り30分はお三方と皆さんの対話という形で進めたいと思います。


 いとおしい
質問者:
 4人目の孫が3月12日に産まれました。4人の孫みんな可愛いんですが、4人目の孫がとってもいとおしいのです。何かあるのでしょうか?

ありがとうございます:
 そういう時もあります。それは深い深い縁のある人が産まれて来る時はそうです。そういう時が必ずあります。深い深い縁があるんです。

 輪廻転生
質問者:
 輪廻転生について教えて下さい。

ありがとうございます:
 この世の人の感覚と神さまの感覚はちょっと違うんです。この世で永遠に生きてるというと絶対に死なない感じでズーっと続くような感じです。でも神さまの永遠不死というのは一瞬一瞬新しい命が出て来て変化し続けているのです。それが永遠に止まらない不死なんです。無限の無限の変化を遂げてるので一瞬一瞬、1秒ないのです。無限億万分の1秒で大きい変化を遂げ続けているのです。それが永遠に出て来るのです。それが永遠不死なんです。1人1人の命がそういう形で出て来ているのです。永遠にズーっと出るんです。命の自分は神様から一瞬一瞬新たに出て来て、それがズーっと続くので永遠不死なんです。変化してるのです。この世の変化以上に無限の変化をズーっとし続けて出て来てるのです。

質問者:
 輪廻転生は生まれて死に、生まれては死にを繰り返していて、ある時期ご縁があると生まれてくるのですか?

ありがとうございます:
 もっともっと複雑で違う生き方が沢山あります。普通、輪廻転生の世界の番組も余り沢山ないです。全てに輪廻転生がある訳ではないです。この世に近い低いところに多いのです。その輪廻転生も色んな輪廻転生があります。本当にこれは複雑です。この世を1つの教室と見た時に、あの世にも色んな教室が一杯あるんです。だから1つの番組の中に教室が沢山あるんです。そこに順番に生まれ変わって行くと、その1つのあの世の番組でも輪廻転生があるんです。この世だけが輪廻転生の世界ではないです。その魂という段階で掴んだ時はかなり低い番組の中での姿、移り変わりの姿です。もっと高い番組だと本当の命の自分という感じです。魂じゃなしに思いを全部脱ぎ捨てた状態の光り輝いた命の自分です。それは感謝の心と直感の心を持った自分です。もう1つ自由な生き方で輝いて一瞬で出て来る様な感じです。色んな世界があります。

質問者:
 輪廻転生をして魂の成長をはかって行くと道元さんとかお釈迦さんキリストさんの様になれて輪廻転生がなくなるのですか?

ありがとうございます:
 
下から成長して行くと言うと輪廻転生をまだ体験すると思います。天から降って来るのが良いです。舞い降りて来るのが良いです。この世の繋がり過去との繋がり全部断ち切った時に新たに新たに出て来る自分は輪廻転生がない自分です。

質問者:
 生まれて来る子供で非常に賢い子供とそうではない様に見える子供がいます。環境も大きく影響してると思いますが才能に恵まれてる子供が居ます。徳が高い低いで、そうなるのですか?

ありがとうございます:
 魂的に磨かれた人が能力を発揮します。もう1つ上に行くと生まれ変わりじゃなしに直接神なる自分、命の自分が出て来て輝くと赤ん坊が天才を発揮するんです。赤ん坊が何でも知ってるんです。そういう事もあります。

質問者:
 何事も有り難いと全て「ありがとうございます」と受けるべきですか?

ありがとうございます:
 「ありがとうございます」で本体の本心の神様なる自分を引き出します。順調に行ってる時はみんな感謝を忘れるんです。それに慣れて仕舞って感謝を忘れるので、忘れた時にマイナスにスッと降ろして貰うのです。それで謙虚に感謝出来る様に変えて下さります。そこで感謝し始めるとまたプラスが一杯増えて来ます。その繰り返しで幸せを大きくして下さる感じです。

 面白いことが一杯
質問者:
 昇先生は吉本並のお笑いのセンスはどうやって磨かれたのですか?

昇先生:
 私生まれも育ちも九州鹿児島薩摩隼人でございまして、人様には笑われるなと育てられて来ました。笑って貰ってなんぼです。本当に変わり果てた姿になって仕舞いました。偶々10年程前に大阪の御堂筋パレードで酒の話からこんな事になったんですけど、チン問屋130人で出る羽目になりました。そこでプロのチン問屋さんからメイクの仕方とか色んな事を教わってやる様になって、始め男ですからやりたくないけどプライドがなくなってそのうちに趣味になって、その時に気付いたのです。硬い仕事・真面目な人ほど物凄い変身願望があります。税理士さん弁護士さん学校の先生、ある時奥さんに言わずにこういう事をやってて、真面目なサラリーマンでしたが5回目6回目にもなると物凄く上手になって、「今度は1回歌舞伎の弁慶みたいな顔を作りたい」と言ってその絵を持って来てやったら見事に出来ました。これを1回、嫁はんに見せてやろうという事でそのまま車を運転して帰ってました。途中でちょっとスピード出し過ぎまして気が焦ったものですから検問に引っ掛かって、おいでおいでとなりまして、幾ら説明しても分かって貰えないので、仕方ないので交番に行って電話をかけて嫁はんに貰い下げに来て貰いました。奥さん来るなり「私こんな人知りません」、それぐらい変わります。その時にハッと気が付いたんです。
 人間の事を英語でパーソンと言います。これラテン語でペルソナという御芝居の時に付ける仮面なんだと、みんな自分の人生劇場あなたが主役になって色んな仮面を付けて、そしてとっかえひっかえ踊っているのはあなたの人生なんです。ここで見せてる顔・職場での顔・家に帰って女房に見せる顔、大根役者は何所に出しても同じ顔だから大根なんです。名優見たら悪い役をやります。良い役もやります。真夜中別の顔持っています。色んな顔持っているのが名優なんです。真面目な人がその真似をするとどれが本当の自分の顔だろうと必ず悩み始めます。白か黒か本当か嘘か、こういう発想しますから。
 ある時富士山という番組を見たんです。春の富士・夏の富士・朝日の富士と色んな富士山があります。どれが本当の富士山ですか?どれも富士山です。どれもあなたです。人間元々多面体なんです。だったら色んな顔があって当たり前です。この人の前ではこの顔・こっちではこの顔、それが名優の条件なんです。折角生まれた1度の人生名優になった方が良い訳です。だから「役者3日やったら辞められない」というのはそういう事なんだと思います。例えば会社なんかで怒られているとしたら、今怒られている役をやってるんだと思ったら別に何ともないです。その場で名優として上手な怒られかたをしたら良いのです。会社が終わったアフター5同じ会社の部長とか課長と飲みに行ったら部長は部長の顔になると思います。そしたら会社の延長で面白くとも何ともないです。そこで役職名で呼んだら百円罰金にして、全部ファーストネームで呼ぶ様にしたらガラっと雰囲気が変わります。大阪の屋台で社長と呼んだらみんな振り向きます。呼び名というのは凄く怖いです。言霊を知らない人は怖いです。色んな顔を持っている。
 見方・考え方を変えると全く違うものが見えてくる。そういうのに気が付いて、そういう目さえあれば世の中には面白い事が一杯ある。何がそんなに面白いのと言われるけど、「面白き事もなき世に面白く」「住みなす者は心なりけり」(注3)という高杉信作の詩が最近ポスターであっちこっちにあります。どう思うかはこちらの問題なんです。その気になったら面白い話一杯あります。例えば5歳ぐらいの坊やが1人でお留守番してリーンと電話がかかって来て「もしもしお母さん居る?」「要らない」そんな面白い事一杯あります。今年の春にあるOLが忘年会の席で1人で冷酒をあおって飲んでいました。課長心配になって「あんたそんなに冷酒飲んだら体に障るよ」と言ったら彼女が「どうぞ」。そういう目があるかどうかによって世の中こんなに面白いと思うか、世の中こんなに面白くないと思うか決まると思います。知らなくても良い情報一杯あります。出来るだけ楽しい話一杯集めると体に良い楽しい人・波長の合う人が集まって来ると思います。気が付いたら体に悪い人が殆ど居ないと思います。そういうところで出来るでけ長く付き合いたい。

(注3)恋人に見守られながら高杉晋作は「面白き事もなき世に面白く」まで言って息絶えました。彼の生き様に惚れきっていた恋人は、たぶん高杉晋作はその後を「住みなす者は心なりけり」といいたかったのであろうと推察して、二人の合作になっていると司馬遼太郎は書いています。

 そしてこれは医学的にハッキリ分かっている事なんですが、去年秋に京都である学会でK先生が講演されました。タイトルは「人種の差ミトコンドリア生活習慣」訳の分からん3大話をしました。香川栄養学校が東京にあります。日本で1番最初の料理学校から栄養学校になって今は栄養大学です。K先生は東大を出て医者になって自治医大の教授までなって今、香川女子栄養学校の副学長です。医者で栄養学校の先生が遺伝子の診断の結果、世界中は同じ人間ではないという事がハッキリ分かってると教育講演されました。今の医学の前提はみんな同じ人間だという所から、そもそもの間違いが始まっています。同じお酒を飲んで同じ人が誰と飲むかによって酔い方が違います。動物実験やったら血中濃度が何%あったらどうなるか全部決まっています。人間は変わるのです。それがみんな1人1人違うからです。10人が10人みんなこの薬がで効いた100%効いた、そんな薬はないです。7割効いたら特効薬です。その薬がどんな効果があるかは、先生がくれたから効くに違いないという気持ちが自分を活性化するのです。それを遺伝子診断で彼はハッキリとこう言いました。
 「今から1万1千年くらい前に地球上が3つの農業革命によって別れました。北の温帯の方は白人が酪農と小麦をしました。我々の先祖は粟・ひえ・米の穀類。南の方はいもです。こういうふうに3つに別れたんです。我々の先祖は何度も何度も飢饉という体験を経て飢餓耐性遺伝子、少ないカロリーで少ない脂肪で生きられる様な体でズーっと残ってこの遺伝子が出来たのです。白人は乳製品を持っていますから飢餓耐性遺伝子を持っていません。日本人は持っています。それにこの30年高カロリー高脂肪が来たらどうなりますか?他の白人と同じ物食べても日本人は物凄く糖尿病・高血圧になり易いです。日本人がアメリカに10年15年行った。そのデータがあります見事に糖尿病3倍・高脂血漿5倍、同じ人間ではないです。だから栄養学は翻訳栄養学を入れたら完全に間違いです。お上の言う通りやってる所ほど健康度が悪いです。カタカナ食品をひらがな食品に変える。そして基本的に生を食べる。春は芽の物・夏は葉っぱ・秋は実・冬は根、これが旬です。竹冠に旬と書いたら筍です。10日過ぎたらもう旬じゃないのです。特に春の物は苦味があって冬の脂肪をどんどん燃やす様な良い食品です。そういう体に良い物が苦味があります。たらの芽・ふきのとう、そういう物をてんぷらにすると食べ易くなります。そういう事は生活の知恵で昔の人はみんな知っていました。清少納言は枕草子の中でそれをちゃんと書いています。「春は揚げ物」と書いてあります。
 ここまで医療を悪くしたのは実はロックフェラーだと言われています。石油で80年前に物凄くお金を稼いで、それを如何するかという事で薬屋に持って行きました。それまでアメリカに伝統医学が一杯ありました。背骨をちょっと治すとか、お金が要らんものばっかりでした。それでは商売にならんから病気は病院で医者に治して貰うもんだとマインドコントロールをやった結果医療費がパンクしました。10年前に代替医療という西洋医学以外を全部アメリカの保険証の中で作って調べてみたらハイクラスの連中がこの保険の利かない代替医療に物凄いお金を注ぎ込んでいるのが分かりました。2年前はとうとうアメリカのガンセンターの予算を越えるくらいになって、7割くらいの人はそれを医者に言っていないのです。色んな代替医療が認知されて来ています。でも日本の場合はまだまだです。

 最後に名医とは何かお話します。今から3千年ぐらい前に扁鵲(へんじゃく)という物凄い名医が居ました。皇帝に呼ばれました。「お前達3人みんな名医や、誰が1番有名だ?」と聞いたら扁鵲が言うには「1番上の兄貴、この兄貴はみんなにお前そんな生活してたらいずれ病気になるから、東洋医学でいう未病を癒す。今病気じゃないけど、こんなんしたら病気になるよと予防医学・養生法を説いてるから全然有名じゃありません。」真弓先生みたいです。「真ん中の兄貴は風邪をこじらせたら肺炎になるから軽いうちに全部治しますからこれまた有名じゃありません。」「ところが私扁鵲は毒薬を使ったりメスを使ったり色んな手段を使って死にかかった人全部助けますから世間では1番有名です。」と言ったんだそうです。これが名医の正体です。

資料:
1,東洋医学では、良く「未病を治す」と言う言葉が使われます。
中国医学の古典では、医師の技量により上医・中医・下医あるいは上工・中工・下工という分類があり、上医は「未病を治し、已病を治さず」ともいわれる。上級の医者は病状が発現しないうちに見抜いて治療を施し、病状が悪化してから治療を施すのはランクの低い医者だと言う意味だよ。また、昔中国に扁鵲(へんじゃく)という名医がいて、こんな患者の病気は治せないといっている。

(1)おごり高ぶって道理をわきまえない人
(2)身体を粗末にして財産を重んじる人
(3)衣食の節度の保てない人
(4)陰陽ともに病み、内臓の気の乱れきった人
(5)やせ衰えて薬が服用できない人
(6)巫(おがみやさん)を信じて、医を信じない人。
 これを扁鵲の六不治の病というんだ。
 http://www2.kiwi-us.com/~atlas/f-web/donakana/nikki1.html

2.
 ここで、扁鵲(Penche、ヘンジャク)についての逸話を紹介する。彼は古代中国において、華陀(Fata、カダ)と並び称される有名な医者である。某日、ある弟子が扁鵲に質問した。

「私はあなたのように立派な医者になりたい。どうしたらそうなれるのですか?」と。
扁鵲は答えた。
「私は立派な医者ではない。有名なだけだ。私は進行した病気を治療することはできるが、次兄は初期の段階で直すことができ、長兄に至っては病気を予防することができる。従って、次兄は私よりも立派な医者であり、長兄は最も優れた医者である。」 

 要するに、第一次予防こそ最も重要なのである。
 http://www.f-take.com/kim-jon-bei.htm

 玄米
質問者:
 玄米食が良いと言います。よく噛んで食べると誰にでも良いのでしょうか?

真弓先生:
 基本的には一物全体食と言います。植物であるならば、そこから芽が出て来る物が、動物ならば子供を産める物が基本になります。動物の方は簡単です。刺身とかかまぼこでは子供を産めません。かまぼこが海で泳いでると思っていた女優が居たんです。そういう人達をかまぼこと言います。ヨーロッパの人達は牛1頭を魚の様に一辺には取れないけど全部食べてたんです。タンシチュウ・テールシチュウ・リブステーキ、ドイツ人は骨を叩いてスープにして飲んでます。筋肉も取っています。牛1頭ローテーションして全部食べるのが肉食なんです。ところが日本の肉食は栄養学的には最も栄養的な価値が低いとされてる肉の筋肉を食べてます。しかも筋肉には白身の筋肉と赤身の筋肉しかない。それが交じり合った様な不自然な肉を高いお金を出して食べて心筋梗塞になったり脳梗塞になったりガンになったりしてる訳です。
 植物も同じです。全体を食べるのが大事です。米だったらモミはちょっときついから取って貰う。胚芽米、胚芽の部分から芽が出るんですが、胚芽米では芽が出ないのです。字を見れば直ぐに分かるので米の胚芽米にする時に取る部分を糠と言います。健康な米と書きます。胚芽も取っちゃうと白い米とかすになります。かすはやっぱりちょっときついかも知れないけど、いきなり玄米にしなくても良いと思います。食べる中にはやっぱり楽しむ部分があると思います。嫌々ながら玄米を食べるよりは喜んで胚芽米を食べた方が良いと思います。馴染んで来たら段々と三分づきにし五分づきにしたら良いと思います。兎に角日本人は胚芽米・玄米・白米と言う前にパンを止めましょう。スパゲッティーを止めましょう。誰が考えたって直ぐに分かります。フランスに住んでる子供達がパンよりご飯を一杯食べてるか考えてみて下さい。北イタリアに住んでる子供が「僕はスパゲティーよりうどん・そばが好き」とか言うと変人あつかいされて仕舞います。戦後の今を育っている子供達の8割から9割は学校給食とか外食で育っています。8割から9割は変人ではないですか。そういう変人達が今大人になっている訳です。それに歯止めをかけましょう。
 とりあえず玄米でなくても良いから米を食べましょう。「蛍の墓」のNさんをご存知ですか。彼が書いた本の中でハッキリと「パン食が日本民族の食文化を滅亡させた」とかなり詳しく書いています。さっき言ったアメリカの食料政策も書いています。とりあえず玄米でなくても良いです。よく玄米を反対される方で白米より農薬・水銀系の農薬が多いと言います。確かに明らかに多いです。栄養価の高い物ほど悪い物が増えます。但し玄米を食べてる人と白米を食べてる人の髪の毛の水銀を調べると、食べる時は玄米の方が沢山入るけど、実際に体に残るのは白米の方が多いんです。健康な米の部分のフィチンという物質が有機水銀を出して行ってくれるのです。Tさんなんかは昔から離乳食にも玄米を使っています。今話したKさんのお姉さんは小学校の同級生なんです。物凄く体が弱かったんです。当時は年中食べ物がないから、そして昔は朝礼が長かったからバタバタ倒れてた。1番倒れてたのがKさんのお姉さんでした。母親が心配して胚芽米を食べさせました。胚芽米でも決して悪くないと思います。何よりも大事なことは病気と健康を対立して考えない事です。同じ次元のものでプラス・マイナス、ゼロで健康で過せば良いのです。今健康宣言と言う歌があります。「健康の為なら死んでも良い」。そんなのに振り回されないで欲しいです。健康という言葉にこだわらないで欲しいのです。




ありがとうございますおはなし集で使ったHTML等は菊地さんのサイトで勉強しました。菊地さんありがとうございます

0.1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.
19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.32.33.34.
35.36.37.38.39.40.41.42.43.44.45.46.47.48.49.50.
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.52.53.54.55.56.57.58.59.60.61.62.63.64.65.66.

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