17神さまの助けを受ける

無限の業想念を消し去る為には、神さまの大きな加護が必要です。どうすれば本当に、神さまの大きな助けが受けられるのか?自分自身が自分自身で、本当に納得できる答えを、見出すことが大事です。どんなに苦労してもでも、自分自身の答えが必要なのです。自分自身の答えであれば、命がけで実行できるのです。他に責任を転嫁しなくなるからです。

 

 一番の方法は、神さまに自分のすべてを捧げ尽くして、神さまの御用に使ってもらうことです。神さまの御用に使ってもらえば、無限の大光明を浴びて、大きく業想念を消し去ってもらえるのです。

 自分が立派になってから、神さまの御用に使ってもらおうと思うのは、非常に傲慢です。今の自分は神さまのお役に立てない駄目な人間である、と思うのは卑下慢です。また自分の力(能力・努力)で立派に成れると思うのは、非常に高慢です。どちらも素直さ・謙虚さが無いのです。神さまの助けを、頑固に拒絶しているのです。高利の無限の無限の借金を抱えたら、どんなに努力して働いても、利息すら返せないと同じように無限の業想念を積み重ねた人間は、自力では絶対に救われないのです。

 

 人類救済の為に働く高級神霊に、自分のすべてを委ねて、その御用に使ってもらうことが、真の他力の助けを受けることになるのです。甘い御利益信仰的な心で、この世的に他から助けを受けるのは、借り(業想念)を増やしているだけです。高級神霊のお手伝いをして、自分自身が大きなプラスの働きをすることによって、大きなマイナス(借り)を帳消しにできるのです。だから七難八苦の状態に置かれた時ほど、常に積極的に・前向きに、神さまの御用に使ってもらう必要があるのです。病気や怪我の時ほど、神さまの御用に使ってもらえば、病気や怪我も早く治るのです。お金に困る時ほど、神さまの御用に優先的にお金を使えば、金欠病も早く癒されるのです。どんな七難八苦も状態も、神さまのお手伝いをすればするほど、必ず速やかに消し去ってもらえるのです。

 

 神さまへの奉仕を第一に・最優先している人は、必ずその幸せは日に日に大きくなってゆくのです。神様への奉仕を忘れ、後回しにしているから、今の幸せも崩れてゆくのです。何の奉仕もしなければ、神さまの助けを受けることはできないのです。それは胸一杯に吸い込んだ空気を、少しでも吐き出さなければ、新しい空気を全く吸えないのと同じ原理です。

 

 自分のすべてをささげ尽くして、無条件で神さまに仕え奉るのが、神さまへの絶対奉仕です。神さまの御心に帰一・随順・奉仕すれば、必ず神さまの助けを大きく受けることができるのです。そして神さまの御心に・随順・奉仕すれば、必ず神さまの助けを大きく受けることができるのです。そして神さまの御用に使っていただいて、徳(大きなプラスの働き)を積むことができるのです。徳とは神さまの御心を行ずること、即ち神さまの働きそのものです。徳を積むことが、本心を開発すること、本心を輝かせることになるのです。

 

 神さまへの絶対奉仕には、(1)謙虚さ、(2)素直さ(3)真剣さ(4)責任感(5)使命感が大事です。神さまに好かれる心・本心の心を生きてこそ、神さまの助けを大きく受けられるのです。本心の心を前向きに・積極的に生きようとすれば、神さまへの絶対奉仕になってゆくのです。本心の心を生きようとしていたら、決して業想念の心に負けることは無いのです。

 自分の生き方の間違いを反省し・お詫びし・正して、真剣にその償いをする為に努力し続けることが大事です。甘く考えて、楽な生き方を願っていたら落第です。神さまの愛は、甘やかす愛ではなく、峻厳な愛です。業想念の心を叩き潰し、本心の心を練磨する為に、神さまは付き添っているのです。本心の心を耀かす為の手助けをしてくれるのです。自分自身が本心の心を生きようと努力しなければ、神さまの本当の大きな助けを受けることはできないのです。

 

 責任感の有る所に、神さまの助けは降りて来るのです。一切の責任を自己に帰す者が、神さまの全知全能を継承できるのです。そして大きな能力を発揮して、どんな難問でも解決できるのです。そして大きな能力を発揮して、どんな難問でも解決できるのです。責任逃れの生き方は、神さまの助けを拒絶し、大損をしているのです。自分の命を神さまの御用に使っていただいている、という感謝と喜びが、本当の使命感なのです。『神、我を通して働き給う』という自覚を深めてゆくことが、神我一体・悟りを深めてゆくことになるのです。

 

 本心の自分を生きるということは、感謝報恩の道を真剣に実行することです。自分の思い通りに・願い通りにしたいという、一切の求める心を消し切って、与えられるままに感謝一筋に受け続けることです。贅沢をしないで、質素に生きることです。神さま以外の何ものにも頼らないことです。どんな借金もしないことです。そして一切の報いを求めることなく、報恩の心で、全力を尽くして、世の為・人の為に、神さまの御心のままに、奉仕することです。そうすれば神さまの加護を大きく受けて、本心の自覚は深まり、本心の自分は大きく輝いて来るのです。

 

 業想念の心を一切相手にしないで、完全に無視して、本心の心だけを徹底して行き続けなければならないのです。自分のすべてを、本心開発に一点集中しなければ、本心の自分に戻ることはできないのです。

 『今』の一瞬一瞬を、いのちがけの真剣な心で、『ありがとうございます』と感謝し続けてこそ、守護の神霊の加護を受けることができるのです。

 

 外界への未練を断ち切る為には、本心開発への一大決意と大勇猛心が必要です。誰でも外界への未練を一度は断ち切って、真祈りの修行に没頭しなければ、本心の自分に戻ることは難しいのです。中途半端な心は、何時まで経っても、業想念の心のままです。自分の『いのち』を神さまに捧げ尽くし続けるとは、今の一瞬一瞬を、『ありがとうございます』と感謝一筋に生きることです。神さま(無限の無限のプラス)に心を向けつづけることなのです。新たなる全徳の無限の無限の輝きに、ひたすらに心を向けつづける事です。

 

 人に・物に・お金に・財産に・地位や名誉当等に頼ることは、甘えの心を生きているのです。本当に甘えの心を捨てきるということは、本心の無限力だけに信頼を置く事です。自己内在の神の力、本心の無限力だけが、本当の自分の力なのです。

 人や物を相手に生きるのは、業想念の心の生き方です。神さまや『いのち』を相手に生きるようにならなければ、本心の自分を忘れていることになるのです。

 

 本心の自覚を深め、本心を輝かせる為には、本心の無限力を発揮する場が必要です。何にでも挑戦して、何でもできる自分になることが、本心開発に役立つのです。常に全体に心を配って、必要なことを順番に、全責任をもって、率先して、果たしてゆくことが大事です、成すべき必要なことは無限にあります。

 

 自分に対して、大きな責任有る仕事を、与え続けることが必要なのです。大きな目標を立て、自分の成すべきことを、すべてリストアップして一番大事な・必要なことから、順番に取り組むのです。本心を引き出す為には、

(1)   すべてに行き届く、

(2)   完璧を期す

(3)   スピード化する

 

この三つを常に心がけることが大切です。責任を持って果たすべき仕事を、沢山持てば持つほど、本心開発は早くなるのです。本心開発は、自分自身が全力を発揮してこそ、早くなってくるのです。甘えて・怠けていては、本心開発は後退してゆくのです。

 

 思いが有るから、感謝できないにでは無いのです。感謝しないから、思いの奴隷に陥るしか無いのです。思いが有るから、奉仕できないのでは無いのです。奉仕しないから、思いの奴隷に陥るしか無いのです。先ず感謝と奉仕に生きようとすることです。神さまへの絶対奉仕とは、10人前の働きをすることです。神さまの願いを汲み取って、その為に必要な事を、全力でスピード化して、実現してゆくことです。本当に神さまへの絶対奉仕に生きる覚悟ができたなら、仕事を能率的に何倍もスピード化して、朝昼晩と働く必要があるのです。そうすれば願わなくても、神さまは助けに降りて下さるのです。守りに護ってくださるのです。本心の自分が輝き出て来るのです。

ありがとうございます