16神さまに心を向け続ける

 心の向きは、言葉によって定まるのです。『神さま』『天照大御神 今ここに 在します』『新たなる全徳の無限の無限の輝きが一杯!』『ありがとうございます』という祈り言葉は、心を神さまに向ける為の、最高最適最良の言葉です。現実を通して、神さまに心を向ける為には、『みんな天照大御神!新たなる全徳の無限の無限の輝きで一杯!ありがとうございます』『みんな天照大御神!みんな悟っている!みんな祈っている!みんな救われている!新たなる全徳の無限の無限の輝きで一杯!ありがとうございます』というように、『みんな』という言葉を付けて祈ると良いのです。神さまと一つに繋いで現実を眺めれば、現実に囚われることもなく、神さまに心を向けることができるのです。

 

 神さまに自分の生命(すべて)を捧げつくした時に、感謝一筋の本心の自分を生きることができるのです。神さまへの全託に生きることが、最も自然な本心(悟りの心・感謝の心)開発の道です。元々すべては神さまかから与えられたものばかりです。過去の古い自分のすべてを神さまから受け直すことが、一番の幸せへの道です。

 

 自分自身が何を選び、何を掴むかが大事なのです。自分の心を向け続けたものに、自分は同化してゆくからです。それがマイナスのものでも、プラスのものでも、お構い無しで、無差別に一体化してゆくのです。だから何に心を向け続けるのか、自分自身でしっかりと定めることが大事です。過去に心を向け続けたら、自分の心は過去を掴む業想念の心になるのです。神さまに心を向け続けたら、自分の心は新生する本心の心になるのです。神さまに背を向けてみている現実は、過去のものです。神さまの現れとして見ている現実は、新生してくる新しいものです。一瞬でも神さまに背を向けたら、過去を掴むことになるのです。一瞬でも過去を掴めば、業想念の心に陥ることになるのです。常に本心の自分で有り続ける為には、いつも神さまを思い続け、神さまに心を向け続け、『ありがとうございます』(天照大御神 今ここに 在します)と祈り続けることが大切です。

 光源と光線の違いを、絶対神と救済の神々の違いを、はっきりと理解しておく必要があるのです。本当の救い主は、宇宙の大神さまだけです。どんな救いに立つ神仏も人も、あくまでも使いであり、パイプ役でしかないのです。

 

 神さまの御心に波長を合わせる為に必要な要素を列挙してみましょう。

@     感謝する

A     底抜けに明るく

B     楽天的に・楽観的に

C     喜び勇んで

D     徹底したプラス思考で

E     前進!前進!

F     どこまでも謙虚に

G     神さまに素直に

H     全体に気配りを

I     全責任を持つ

J     真剣に

K     全力を尽くす

L     限界を破る

M     スピード化

N     能力を高める

O     働きを大きくする

P     与えつくす

Q     仲良く助け合い・補い合う

R     調和を図る

S     新たに!新たに!

 

悟りへの道、真祈りの道、徹底感謝の道は「神に始まって神に終わる道」です。一瞬間をもゆるがせにせず、常に常に、神さまの御心を思い返しながら歩む道です。神さまの御心を思い返しながら歩む道です。神さまとは、本心の自分、真実の自己、全体者です。全体と切り離されて分離し孤立した自分は、偽の自分です。悟りへの道とは、偽我を捨てて真我の自覚を深めてゆく道です。神(全体者)である大きい自分は、肉体(部分)である小さい自分に「今」何を求め何を願っているかを常に考えながら、祈りに祈って素直に行動してゆく道です。神さまはいつも全体のために働くことを、全体のために奉仕することを願っているのです。どんな場合にも、決して小さな自己(偽我)中心に考えたり行動してはならないのです。

 

 本当の自分は本心(本源・根本・大本・神より分かれた心)なのだと、しっかりとその本心の自覚を深めてゆくことが、すべてを正しく理解できるようになる為の根本です。神さまと神さまの働きを、本当に正しく理解できるのは、神さまの分かれである本心のみです。一瞬一瞬新たに新たに、けんきょに神さまの叡智を受け直すことが、本心の自覚を深め、すべてを正しく知る叡智を輝かせることになるのです。

 業想念の心(五欲)では、本物を選定できないのです。本心のみが、本物を選定できるのです。

 

 人は神さまをお手本に、神さまの言(ことば)を祈り言葉にすることによって、すべて神さまの御心のままに生きることになるのです。そしてその祈り言葉だけを、ただひたすらに駆使し続けることによって、感謝一筋に生きることになるのです。そうすれば必ず新たなる全徳の無限の無限の輝きを感受することができ、地上天国も現前するのです。

 ありがとうございます