バナナは1本づつ房から切り離してラップで包み冷蔵庫で保存すると長持ちします。
1984年のロスアンゼルスオリンピックの時に選手村に多量のバナナが持ち込まれ、朝食前や試合前に選手が食べているのが報道されてからその有用性が見直されました。
運動を継続すると汗をたくさん欠きます。汗にはカリウムが含まれていて、結果筋肉中のカリウムが不足してケイレンを起こしいわゆるツル。、こむらがえりの状態になってしまいます。バナナはこのカリウムを大量に含んでいるので合理的に補給することが可能となるのです。
又バナナは時間がたって熟した(いわゆる表面にスウイ−トスポットと呼ばれる黒い斑点が出始めてくると)状態ではデキストリンという、砂糖よりも体に負担をかけずに吸収されやすい糖質でいっぱいになるのです。
なぜ体に負担をかけないかというとデキストリンはブドウ糖が3から10数個つながった状態なのです。平たく言うとおなじ濃度の砂糖と比べて浸透圧が低いのです。つまりからだの水分を取らないだからからだにやさしく吸収されやすいということです。
近年の研究によると、バナナは、血液の粘りを解消し、いわゆるサラサラ血液になるので、眼精疲労、脳梗塞等の予防に役立つ。