朱雀のこころ”やわらぎ”の由来

古事記(ふることふみ)冒頭に天地始め起こるの時高天原になりませる神の御名は天御中主神
次にたかあみううむすびのかみ次にまあかみううみすびのかみ・・・・とありますが、このたかあみうむすびのかみが
玄武神、まあかみうむすびのかみが朱雀神にあたります。平安京における中心の大路にも朱雀と命名されましたように、慶びごとの中心
をあらわしその心は不死鳥がおおきく翼をひろげ羽ばたく姿から自由悦びの表現の象徴として尊ばれました。
いにしえより、ひょうたんはその先端が天御中主神、次の膨らみが玄武神、高御産巣日神、最後のふくらみが朱雀神、摩訶産巣日神
にあたると言い伝えられ珍重されてきました。当社ではその慶びごとのひょうたんをおせんべいとしてひとつひとつ
手作業にて形取り焼き上げ、この朱雀神の心の象徴であります、和魂(にぎみたま)をいただき”和やわらぎ”と名づけました。